しべりあげきじょう

ロシア国立ブリヤート歌劇場首席トランペット奏者  齋藤友亨のブログ (旧あうすどいちゅらんと)

しべりあげきじょう

【ロシア旅行】モスクワ観光 〜赤の広場 グム百貨店 クレムリン

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黄金のマスク

ブリヤート劇場のバレエ”タリスマン”がロシアバレエ界のオスカー的な存在である「黄金のマスク」の振付、主演女性ダンサー、作品の3つでエントリーされ

モスクワで公演がありました。

なんだか色んな大人の事情が働きモスクワにいくのは急遽弦楽器と打楽器だけになり

僕は出番なしになってしまったのですが、その間有休も取れるということだったので妻について一緒にモスクワに行きました。

ちなみに年間2週間有休がとれるらしいです。まったく知りませんでしたが。笑

 

劇場の人たちが泊まったホテル

泊まったホテルはHoliday Inn Express Moscow Paveletskayaというところで、目の前にバス停があり、地下鉄も歩いて10分ほどのところにあるいいホテルでした。

旧ソ連時代からあるホテルの3つ星は全く信用できない

という話でしたがここは新築だったのでとてもきれいでした。

 

部屋もきれいで朝食のビュッフェもすごくおいしくて感動しました。

フロントのところにあるカフェ的なところの食事もすごくおいしくて驚きました。ボルシチ初めて食べましたが真っ赤なのにあんなにやさしい味とは…。

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ロシア料理はドイツ料理よりは日本人にあっている気がします。

 

 

モスクワの観光スポットは中央に集中している

モスクワはとても大きな街ですが、他のヨーロッパの都市と比べても文化財などは1か所に集中している感じなので観光は結構楽だと思います。

 

クレムリン

https://www.instagram.com/p/B9LczYApOUw/

ゆらゆらと揺れている指揮者。なんとも悲しげな音楽とともに独特な雰囲気だった。モスクワといえばのクレムリンはよく見るとかなり特殊な色合いをしている

https://www.instagram.com/p/B9OoMXyJcI2/

Back side of the kremlin西欧には絶対ない色合いとデザイン。1番奥パイナップルみたい見れば見るほどおもしろい16世紀のものとはおもえないくらいモダン。。


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クレムリンの内部も中々独特な色合いと形でした。


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中から赤の広場を見るとこんな感じ。

 

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赤の広場には丸いモチーフが印象的で独特な色合いをした建物が多くあります。

 

他の教会もこんな感じ

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頭にスカーフを巻いて静かにお祈りしている敬虔な信者が多い印象です。

池上彰の「世界の宗教のことが3時間でざっと学べる」 海外生活に必須の宗教の知識 - 

ボリショイ劇場

写真で見ると案外小さいんだな。。。

と思っていましたがボリショイ劇場は普通に大きかったです。ベルリン国立歌劇場を思い出す感じ。

 

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劇場前にはティアラみたいなオブジェがあったりディズニーランドみたいでした。

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今年の9月にはボリショイ劇場で客演するかもしれないという話もでているので楽しみです。いけるといいなー

 

モスクワ放送響

 ボリショイ劇場はいい演目がやっていない上にチケットがウランウデの初任給くらいするのでやめて、モスクワ放送響(現チャイコフスキー記念交響楽団)のコンサートにいきました。

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開場はモスクワ音楽院の中にあるチャイコフスキーホール。

ラフマニノフとかが通っていた学校なんだなーと思うとなんだか感慨深かったです。

とても広く立派なホールでしたが、2階のバルコニーは長いベンチ席のようになっていて座席が分かれていませんでした。

隣3人がとても巨大な方々だったので僕はほぼ1席分ずれてしまいましたw しかもとてつもない体臭を放っており…

 

指揮者はマクシム・ベンゲロフというヴァイオリニストでした。

曲目はモーツァルト交響曲第41番とチャイコフスキーの交響曲第6番。

 

モーツァルトは最初あまりにも遅いテンポだったので「おもっ!!」と思いましたが、

良い意味で軽くサラーっと流すことなくとても丁寧な印象を受けました。とりあえずはやくて軽快にーと中身のない演奏よりいいなと。

抒情楽章はかなりの重さで、なんというかモーツァルトの知らなかった一面を見せてくれたような感じがしました。。。地の底から湧き上がるようなモーツァルト

でもトランペットが1番はピストンなのに2番がロータリーなのは謎でした。笑

 

チャイコフスキーも勢いにまかせてがんがん行ってしまうことなくあくまでも冷静さを保った中にすさまじい情熱をみせていました。

トランペットの2番はもはやトロンボーンみたいな音してる時ありましたし、トロンボーンの音量はほんとうにいまだかつて聞いたことのないくらい大きかったです。笑

 

みんな本当に命を削って吹いてるなあ…。という感じでトランペットの1番も本当に全力でした。

最後死にかけていましたがそれでも吹ききるパワーと妥協ないロシア魂には心を打たれました。

 

ホームでないとああいった熱演はなかなか聴けないと思うので本当に良かったです

 

グム百貨店モスクワ

ロシアで一番古くからある高級デパートのグム百貨店は見て回るだけでも楽しいです。
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街のようにかわいい造りになっていて中には高級ブティックが立ち並んでいます。とてもお土産を買うような感じではありません。笑

レストランも普通の店の3倍くらいの価格だったので入りませんでしたw

カプリコみたいな100ルーブルアイスが売っていて、唯一それを買いました。おいしい。

かなりメルヘンなコスチュームでロシア的な無愛想さでアイスを渡されるのもおもいろい

 

グム百貨店の周りはイルミネーションもしていて昼もきれいです。
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モスクワはとてもおしゃれでみんな余裕のあるような雰囲気にあふれていました。

メトロもバスも発達しているし観光スポットもまとまっているので美術館なども見ても3,4日あれば満喫できるかなという感じです。

 

モスクワのきれいな地下鉄

意外なことにモスクワは地下鉄の駅がとてもきれいにデザインされています。

 

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全然主要じゃない駅でもそれなりにきれいです。さすが労働者のための国を目指していたころにつくられただけありますね。

もっとすごい駅もあるそうなので興味のある方はこちらをご覧ください

モスクワ地下鉄環状線の豪華な5駅 - ロシア・ビヨンド

 

ヨーロッパ旅行の写真

 

教授とのドイツ最北端〜デンマークのクルージング旅行の写真

ずーっとブログをかけていませんでしたが、時系列順にハンガリー旅行の後にエルプ教授とデンマークへクルージング旅行に行った時の写真をあげていきます。

 

 去年の旅はこちら

www.tomotrp.com

 

ここは先生がお住まいのSpeyerの村。1泊させていただきました。

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先生の練習室には大量の古いマウスピースと楽器がありました。バックのCorpのマウスピースはもちろん、1000番台のゲッツェンや、1番管にレバーが付いているバックもあり博物館のようでした。

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犬のクララ
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ここがKappelnというドイツ北端の街で、先生のヨットクルーザーがとめてあります。
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港町なので新鮮な魚も売っています。高いけど
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最初の2日間は天気が悪かったので船の中で過ごしました。クルーザーなので別荘のようで快適です。

先生とパイプ体験笑

 

デンマークのFyn島の方へ。
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sonderburgというドイツとの国境へも。f:id:tomotomotrp:20190620195606j:image

クラゲがたくさん。


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デンマークの島々は本当にクリーンで、何も余計なものがないので休暇にくるには最高のリフレッシュになる感じです。

何も考えずにぼーっと自然を眺めていられるところ。ゴミが落ちていたら拾ってゴミ箱を探したくなるような、そんなところ笑

 

旅行を動画にしました↓

Denmark Høruphav~Dyvig デンマーク ヨットクルージング - YouTube

 

 先生の記事です

www.tomotrp.com

 

【東欧】春先のブダペスト観光の写真

https://www.instagram.com/p/BxrXKfWI6K6/

ブダペスト旅行

早いものでドイツ生活も6年が経ち、ちょうど残り1か月になりました。

なかなか気軽にヨーロッパに来ることもできなくなるので、11月のパリに続きブダペストに行ってきました。

 

パリの写真 - あうすどいちゅらんと

 

ブダペストはフランクフルトから飛行機で2時間、Wizzという格安航空でいったので往復で74€!ベルリンまで電車で行くよりも安いです。

ヨーロッパ内が安く移動できるのは魅力的ですね、日本から旅行にいくのはとてもじゃありませんが遠すぎます。

 

ブダペストの雰囲気

以前プラハに行ったときに道が汚かったので東欧は総じてそんな感じなのだろうと思っていたのですが、思いの外清潔感がありあまりゴミが落ちている感じではありませんでした。

 

市場

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お札がかっこいい
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ドナウ川は濁ってる

ウィーンでもそうでしたが、「美しき青きドナウ」って皮肉で言ってるのかなというほどに濁っていました。笑
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川沿いにはこんな歴史的な雰囲気の建物が。
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ブダペストはとても歴史のある街なので、調べながらあるいていると楽しいです。

モンゴルのフン一族が民族形成に大きくかかわっていたり、ブリヤートも関係していたのだとか。

ハンガリー・ブダペストの歴史 成り立ちから、人気の観光都市になるまで | きっかけは、絶景から。 wondertrip[ワンダートリップ]

 


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世界中色々見てきて、日本食は本当にどこでもありますが、これはちょっとおもしろかった
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教会はまあドイツと一緒かなという感じです。
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ブダ城と美術館

丘の上にはブダ城という城があり、ケーブルカーみたいなもので登れます。
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街が一望できます
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城の中には美術館があり、ハンガリーの様々な絵画を見ることができます。

全体的に写実的というか浮き出て見えるくらいに立体感のある絵がおおかったです。展示数は多いので見ごたえがあります。

 

初めて見るシューベルトの肖像画も。
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【クラシック】自作曲が難しすぎて弾けずにぶちぎれたことで有名なシューベルト【エピソード】 - あうすどいちゅらんと

 

馬上でナチュラルトランペットを吹くかっこいい絵も


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マチューシュ大聖堂

ブダ城からさらに登っていったところにはマチューシュ大聖堂という教会があり、なかなか見ごたえがあります。

何となくバルセロナを思い出すような雰囲気でした。


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眺めもいいです。
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良い感じのとおりf:id:tomotomotrp:20190606225700j:image
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ハンガリー料理

ハンガリー料理ってあまりピンときませんが、グラーシュなどが有名なのだそうです。

おいしかったです。それに結構安い。

 

トリップアドバイザーをみて人気のお店にいってみたら

「予約は?ないなら無理」

とかなり冷たくあしらわれました。図に乗りおって…

 

プンスカしていたら近くにギリシャ料理屋が。白と青でとても清潔感があるのではいってみたらとてもいいレストランでした。


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おいしくて量も多く、水もサービスだしトイレもきれいだし何よりサービスが良かったです。

デザートにイチゴをサービスで出してくれたし、彼女にはバラの花をお土産にくれました。完璧なお店…

 

Dionysos Taverna

Budapest, Belgrád rkp. 16, 1056 ハンガリー

 

 

リスト博物館



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https://www.instagram.com/p/Bxne_InocqD/

Liszt Museum リストが晩年に住んでいたというアパートの一室が博物館になっている。

本人が弾いていた3つのグランドピアノや晩年に好んで弾いたというオルガン、ガラスの板をハンマーで叩くトイピアノのような楽器まで色んな展示が。

中でもベーゼンドルファーがリストのために作ってウィーンから贈ったという鍵盤付き机が興味深かった。

本当に音が出るのでおおいに作曲の助けになったのだとか。椅子もリストが座っていたというもの。

こんなに小さなところから世界中の人々にずっと愛され続けるような音楽が生まれたと思うと興奮だった。

部屋中に写真や肖像画が飾られ、リストの毛髪を集めて作ったと言われる造花まであって彼のスター性というか人を惹きつける力は本当にすごいと思った。

インスタがブログ代わりになってきています。

 

リスト音楽院
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リストが椅子にデーンとすわり、奴隷が4人でそれを支えているという様子が笑えます。笑

弟子なのかもw


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New York Cafe

なんでニューヨークなん、って感じですが世界一豪華なカフェとして有名な観光スポット。
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https://www.instagram.com/p/BxmT1bgoytd/


ハンガリーのニューヨークカフェという宮殿のようなカフェ。ドイツ名物のアイスカフェもあったけど甘さが段違いだった。コーヒー風味のガムシロップを飲んでいるよう。

音楽家が生演奏していたのだけれど、この雰囲気できれいな女の人がヘンデルやモーツァルトを弾くのではなく、おっさんがクラリネットでチャールダッシュを吹いているのがハンガリーの良さ(かもしれない)

西洋の豪華絢爛なものもきれいではあるが、ただ豪華なものは無粋だという日本の美学の方が好きだなと最近は思うのでした

 

ブダペストの国会議事堂

恐らく一番有名なこの建物は教会ではなく国会議事堂です。みんな自撮りしまくってました。不思議なのはカップルできているのに1人の写真を撮っている人が多いこと
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ハンガリー土産

鹿を呼ぶ角笛が売っていたり、かわいらしい刺繍や陶器が多いです。

やっぱりオーストリアと一緒になっていた時期があるのがよくわかる感じで、似ています。


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歌劇場の近くにあった建物もきれいだったなあ

「東欧のパリ」と呼ばれるのがうなずける感じで、建物の雰囲気がよく似ていました。
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ブタが好きすぎてハンガリーの国賓になりました

夢見る美しき古都 ハンガリー・ブダペストへ 最新版 (旅のヒントBOOK)

ハンガリー人のまっかなホント

 

【北欧】教授とヨットクルージング デンマークの5月の海の写真

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Erb教授とデンマークへヨットクルージング旅行

Würzburgのトランペット科の教授であるHelmut Erb先生は1945年生まれで今年73歳にもかかわらずヨットが趣味です。30代の頃からずっとしているらしく、20年ほど前に自分の船を購入されました。(うん千万円…。)

先生はこの歳でまだアルチュニアンの協奏曲を吹くわヨットはやるわでとんでもなく元気でいらっしゃいます。笑

先生についてはこちらから↓

www.tomotrp.com

 そんなエルプ先生が突然「来週から一週間クルージングへいかないか」と誘ってくださいました。笑 普通に授業はいくつかあったのですが、

「エルプ教授とクルージングに行くことになりまして…。」と言ったら、っどの先生も

「それならしょうがない」とあっさり許してくれました。笑

 

 

バルト海からデンマークの島々を回る旅行

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船はドイツ最北端のKielという街の近くのKappelnという街で、入江になっている歴史ある港町です。先生はここの港に常に船を停泊させています。(ヴュルツブルクから電車で6時間)

クルーザーは10m以上あり、4人くらいは泊まることができて、キッチンもシャワーもトイレもついているのでとても快適でした。

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今回の航海プランはこのようにフュン島を一周するというものでした。

6日間の航海。

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ヨットクルーザーの速度は歩くと走るの間くらい

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 港から海に出るまでまでは結構時間がかかり、出口には勝鬨橋のように開閉する橋があります!

雲ひとつないようないい天気が続きましたが風はなかったので帆走はできず笑 基本的にモーターで走りました。

 

風があれば6ノットほど、でも基本的には4か5ノットでした。1ノットは時速1.8kmくらいなので時速7キロとかでした。

歩くのと走るの境目が時速8Kmくらいと言われているので、常に早歩き程度のスピードで走っていたのですw

風がなくなるともっと遅くなるので、止まっているのではないかと思うほど笑

 

「ヨットは遅くて高くて疲れて危ない趣味」

と先生は豪快に笑っていました。w

 

初めて話したデンマーク人のブラックジョーク

港に船をとめようとしたら、いかにも船乗りっぽいデンマーク人のおじさんが手伝ってくれました。

 

「おれは昔ハンブルクに住んでいたからドイツ語ができるんだ!これはここらじゃ普通じゃねえぜ、ガッハッハ!」みたいなことを言ってからすぐに先生に向かって

 

”Arbeit macht frei!!"(働けば自由になる!というナチスのスローガン)

と言ってきて僕はドン引きましたが、先生は笑いながら

 

Hahaha, Manchmal!(たまにね)

と返していてすごいなと思いました。

 

そのおじさんがいなくなったあと先生はすぐに僕に

「ほれみろ、これがデンマーク人だ笑」と言ってきました。

 

もちろんその後あったデンマーク人はみんな親切でしたし、その人は多分酔っ払ってもいたし例外なことはわかっていましたが。

こういった憎しみ合いや皮肉の言い合いってあと何十年やってるんだろうなと思いました。

 

僕もベルリンで道を歩いていたら小学生くらいの子どもにいきなり

「パール・ハーバー!!!」

と叫ばれたことがあります。どんな教育を受けているんだろうと悲しい気持ちになりました。

やはり海外にいると色んなことを思います。特に戦争の話。

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”日本で知らない外国人にHelloと挨拶するのが失礼”なんておかしい - あうすどいちゅらんと

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デンマークの島 Lageland

デンマーク語はドイツ語とよく似ていて、北ドイツの方言とも言えるくらいなんだとか。

Langeというのはドイツ語でも長いという意味で、Landはそのままランドです。

長い国島

という名前のとおり細長ーい島でした。

そこには入れる海岸があり、初めてバルト海に入りました。

僕と先生と伴奏の先生の3人以外誰もいない海岸…。

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逗子出身の僕としては海岸はなんだかとても落ち着きました。逗子にいるときはわざわざ海に行ったりしませんでしたが、海岸にぼーっと座っているとなんだかとても癒やされるような不思議な感覚でした。日本に帰って疲れたときは逗子海岸に行ってみようかなと思いました。

 

本当に波の音しか聞こえない静かなところでした。

 

 

クルージング旅行の道中はすべて自炊

ドイツは食料品の物価がとても安いので、ドイツのスーパーで1週間分の食料を買い込み、毎日船のキッチンで自炊しました。デンマークは物価が高いので毎日外食していたらとんでもなくお金がかかるんだとか。

毎日ドイツ式のソーセージやチーズのガッツリした朝ごはんとドイツ料理でした。おいしかったなー。お昼にはサラミやハムなどをつまみつつ

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世界一幸福な国デンマークの暮らし方 (PHP新書)

世界で最もクリエイティブな国デンマークに学ぶ 発想力の鍛え方

船上レッスン

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先生からは本当にたくさんのお話を聞きました。ゲルマン民族の歴史や第二次大戦後のトランペット史、チェルビダッケやフルトベングラーの話、先生の先生であるReinhold lösch氏の伝説、先生がオーディションを受けたときの話などなど…。

トランペットの話をしていると先生に突然

”マイスタージンガー吹いてみろ!!”と言われて突然吹くといった感じでした。笑

 

初日は今の問題点など端的に教えていただいて、翌日からは先生が何十年も毎日続けてらっしゃったロングトーンの練習を一緒にしたりしました。

 

色んなことをいっぺんに教えていただいて少し大変でしたが、簡単に腑に落ちることが多く、1週間でも成長が感じられました。

 

ドイツ人のメンタリティと音楽と、トランペットの奏法、トランペット奏者が持つべき精神や考え方、ヨットの帆の操作も特殊な縄の結び方まで本当に色んなことを教えていただき学びました。

 

そして先生もとても好奇心旺盛で博学な方なので、日本人のメンタリティや文化、歴史についてもたくさん疑問を持っていらっしゃたのでドイツ語での説明は難しかったですがなるべくお伝えしました。

そうすると、やはり知らないことがあまりにも多いなあと改めて思ったので、ヨーロッパの歴史も日本の歴史ももっともっと勉強しようと決めました。

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デンマークの教育を支える「声の文化」: オラリティに根ざした教育理念

北欧二か国目の感想

以前フィンランドを旅行したことがあるので二か国目の北欧でした。

北欧は

・とにかくクリーンな感じ

・自然がとても豊かで空気がきれい

・物価が高い

・食べ物はそんなにおいしくはない

・西欧ともまた少し違った雰囲気

・田舎だけどちゃんとしてる感じ

 

でした!

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 ↑こうは書きましたが外食すると小さな鮭のソテー二枚で2000円とかします。笑 ドイツは量がとても多いのでこれはびびります。

今回デンマークでは外食しませんで、先生曰くフィンランドと同じような感じとのこと。

ちなみにドイツは物価安いです。

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ここにフィンランドの写真を挙げていますが、やはりなにか共通した雰囲気があります。でも日本から旅行にいくならフィンランドの方が見るところあるかなーと思います!

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 海外旅行記事

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【旅行】バルセロナの街並みと海とポートレート バルセロナのビーチ

バルセロナの街並み

僕はドイツに住んでいますが、同じ西欧でもスペインとドイツとでは随分違う雰囲気でした。

 

暖かく雪が積もらないので屋根が平らなことはもちろん、建物の雰囲気もザ・ヨーロッパというよりは少し中東の雰囲気も入っているような感じで、南国でした。

 

というわけで街並みの写真。
 

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サグラダファミリアと海が見えるグエル公園からの景色#fotosta #sea #sagradafamilia #parkguëll #sagradafamilia #blusky #cityscape #landschaft #barcelonacity #spaintrip#サグラダファミリア #スペイン旅行 #ヨーロッパの街並み #バルセロナの街並み #バルセロナの海 #グエル公園 #ゴルゴダの丘

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こんなに平和だったバルセロナでテロが起きたなんて信じられないです#Fotosta #nikond5300 #barcelonacity #landscape #cityscape #avenue #straße #バルセロナ旅行記 #バルセロナ ##スペイン旅行 #昼下がり #老人 #ベンチ #並木道 #ヨーロッパ #ヨーロッパの街並み #自然 #音楽家写真 ##nature #natur

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バルセロナ#hospitaldesantpau #barcelona #spain #restaurant #fotosta #1902 #summer #sommer #memory #dinner #sky #himmel #音楽家写真 #バルセロナ #スペイン #バルセロナ旅行記 #レストラン #テラス #海外旅行 #ヨーロッパ #夏休み #夏 #サンパウ病院

 

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スペインはドイツとはまるで違う美的感覚だから見ていてとてもおもしろい。ガウディの設計した家はデザインだけではなく住む人のこともよく考えられて作られていて、特に採光のアイデアがすごかった。#fotosta #gaudí #barcelona #casabatlló #cityscapes #ガウディ #カサバトリョ #バルセロナ #バルセロナ旅行記 #バルセロナの街並み #ヨーロッパの街並み #スペインの街並み #音楽家写真 #archtecture #archtektur #建築 #建築家 #世界遺産

 

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バルセロナにはビーチがある

バルセロナにはビーチもあるんです。

地中海に面しているので砂浜は赤く、海はきれいな青です。

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水を飲むバルセロナのカモメ#fotosta #seagull #möwen #summervacation #sommerferien #barcelonabeach #drinkwater #birds #バルセロナ旅行記 #バルセロナビーチ #カモメファン #砂浜 #スペイン旅行 #夏休み

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バルセロナの電柱と海#Fotosta #summer #sommer #beach #barcelona #spain #sky #wave #europe #europa #memory #nostalgia #バルセロナ旅行記 #スペイン #バルセロナ #海 #ビーチ #夏 #海岸 #砂浜 #夏休み #電柱 #空 #音楽家写真 #

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まさにバカンス!!という感じでめちゃくちゃきれいです。

天気もすごくよかったので海も真っ青で最高でした。でも人が多すぎてはいる気にはなれませんでした。

 

みんな焼いてます。

ヨーロッパの人達はあまり紫外線の害については無頓着な人が多くて、ドイツ人もよく日光浴しています。

その結果皮膚ガンになったり…

 

あの強烈な日差しの中で日光浴したら死ぬんじゃないかと思いながら眺めていましたw

 

 

 これを買ったのですがダブルズームがついても3000円高いだけなのでこっちをおすすめします!

 

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バルセロナの美術館〜ピカソ・ダリ・ミロ〜

 

https://www.instagram.com/p/BX4ColshUbc/

ダリ美術館#fotosta

バルセロナ近郊は特に20世紀の美術と建築でとても重要になっていた土地で、ピカソ・ダリ・ミロなどの巨匠が育ちました。

 

ピカソ美術館

ピカソのことを知るにはざっくりTVを見るのがおすすめ。


「第25話 ザックリ ピカソ」

ピカソ美術館はバルセロナの中心街にあります。

ここには特にピカソの初期の作品が多数展示されており、作風の変化をわかりやすく見ることができます。

 

初期のピカソがまだ10代の頃の作品はどれも完璧なデッサンで本当に驚きます。

彼が美術学校で勉強していた頃の作品は本当に素晴らしく、筋肉の付き方に沿って筆が運ばれています。

 

ピカソの父も絵描きだったそうなのですが、8歳の頃のデッサンを見て絶望し息子に画材道具を全て託して絵をやめたそうです。

 

ここは残念ながら撮影禁止…。

 

初期のほとんどの作品と青の時代も数点、バラの時代は少しだけありました。

この有名な自画像も展示されています。

ピカソ・「自画像(20歳)」 プリキャンバス複製画・ 額付き(デッサン額/大衣サイズ)

青の時代は、自分と女性を取り合った結果親友が自殺してしまったところから始まりました。くらーい感じが続きます。

 

そして彼女ができたらハッピーな感じの絵を書きまくるという単純さが良いw

キュピズムの絵も展示されています。

 

有名な絵画を模写し、そこからピカソ風に書き換えたというような作品もあります。

 

見るのには1~2時間位かかるという感じでしょうか。

ピカソは意味不明なイメージが強いかもしれませんが生で見たら考えが変わるはずです。

ぜひ見てみてください。

 

ちなみにピカソがどんどん崩れたデッサンの絵を描くようになったのは理由があります。

子どもの頃から絵の英才教育を受けていて最初から完璧なデッサンの絵を書き続けていました。つまり彼は普通の子どもが描くような自由で、頭から手足が生えているような絵を書いたことがなかったそうなのです。

 

それでとにかく子どものように自分の感情のままに自由に書きたくなったのだとか。

天才ならではですね。。。。

https://www.instagram.com/p/BXhbJhVh_5j/

美術館の近くはこんな感じの路地が続きます。

バルセロナのピカソ美術館の予約方法や無料日に気をつけること! 

 

パリにもピカソの絵はたくさんあります。ここに詳しく書いてあります。

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ジョアン・ミロ美術館

ジョアン・ミロはバルセロナ生まれで、20世紀の重要な芸術家です。

 

このモニュメント的なものは見たことがあるのではないでしょうか。

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最初はこんな印象派って感じの絵だったのです

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 日本の版画を見て描いた作品。

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そして

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ん?

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この作品は大きいキャンパスに青いシミがあるだけです…。

 

僕は芸術を勉強していますし

この素晴らしさ、わかります(キリッ と言いたいところなのですが

 

正直全然意味がわかりません

 

まあわからないものはわからないと正直に言うのが良いかなと思います。w

 

でもここまで自由な芸術が許されて認められていたスペインが好きになりましたし、20世紀という時代が好きです。

 ミロ美術館 | バルセロナ ウォーカー バルセロナ ウォーカー

ダリ美術館

以前はバルセロナ市内にもあったそうなのですが、そこはなくなって今はfigueresフィゲレスというダリの故郷の劇場美術館に集められました。

 

バルセロナから特急で1時間ほどのところで、駅から美術館の近くまでバスが通っています。

 

フィゲレスはなんだか土煙の舞っているような、バルセロナとは違った雰囲気の街で興味深いです。

 

美術館は多くの人が並んでいて、ストリートミュージシャンもたくさんいました。

チケットは8月でも事前に取らないでもはいれたので心配ないと思います。

入り口はこんな感じ。すでにシュール…

https://www.instagram.com/p/BXmv0drhjqt/

#dalimuseum #dali #archtecture #archtektur #surrealism #surréalisme #museumart #summer #figueres #spaintrip #ダリ #ダリ劇場美術館 #建築 #スペイン旅行記 #夏休み #シュルレアリスム

美術館にはいるとまずは広場にこんな感じのモニュメントがあり圧倒されます。

https://www.instagram.com/p/BX4ColshUbc/

廊下にはたくさんの絵が並んでいて、とにかく展示が多い。

そしてダリの絵は生で見ると本当に細かくて緻密で驚きます。ボールペン画のようなものも恐るべき細かさ。

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絵画も多数展示されていますが、それ以外にもたくさんの仕掛けがあります。

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全然飽きません。

有名な絵もたくさん展示されています。

 

巨大な油絵をみると本当に圧倒されてしばらく立ちつくしてしまいます。

なんだか詩的な感想を言う気にはなれないし僕にはそれほどの表現力はありませんが、本当にすごいです。

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ピカソともミロとも全く違う方向性で、一番楽しい美術館でした。

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この腐敗した馬の死体の絵のタイトルが「幸福な馬」というところがとても印象的でした。

 

 

本当に盛りだくさんな美術館なのでさーっと流して見ても1時間は最低かかりますし、よくみたら3時間くらいかかるかもしれません。

 

チュッパチャプスのロゴデザインはダリ

そして意外としられていませんが、チュッパチャプスのロゴデザインはダリです。

なんだか意外ですよね。そのスケッチも美術館に展示されています。

 

そしてCanonのポスターも!

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これはびっくりです。

 

やっぱり20世紀いいなー

 フィゲラスのダリ美術館は個性的すぎる!驚きと感動でいっぱい | おくびょう女の一人旅

芸術で溢れている街バルセロナ

ガウディの建築のことも書きましたが、建築も美術も本当にたくさんあって最高の街です。

それだけではなく美味しい食べ物もビーチも!

1週間ほどいても飽きない街です!

 

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【旅行】バルセロナのきれいな写真はってく~ガウディの建築~ カサバッリョ グエル公園

一昨年は北イタリア、昨年はフィンランドのヘルシンキにいきましたが今年はスペインのバルセロナに行ってきました。www.tomotrp.com

バルセロナは建築・アートの街

バルセロナは20世紀の重要な建築物や美術品などをたくさん見ることのできる盛りだくさんな街です。

スペインの建築といえばサグラダ・ファミリアですよね。それをつくったのが建築家のアントニオ・ガウディで、彼の独創的な建築物は街に点在しています。

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美術館、建築、海、食べ物、などなど書くことはたくさんありますがとりあえず今回は一番印象的だった建築について書いていきたいと思います。

アントニオ・ガウディ

 

出典: アントニ・ガウディ - Wikipedia

1852年-1926年

バルセロナで建築を勉強してから、「彼は天才か狂人かわからない」という評価を受けていましたが才能をいち早く見初めた富豪のエウセビオ・グエルからの支援によってバルセロナに様々な建築物を残しました。

 

ガウディの建築物はどれも100年前につくられたとは思えないほど今もなお独創的で、とても印象に残ります。

 

バルセロナで見ることのできる建物をいくつか紹介していきます。

 

 

バルセロナのCasa Batllo バトリョ邸

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1877年にバトリョ氏の依頼によってガウディが改修した個人の住宅で、海の世界をイメージされた様々なデザインがされていました。

 

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基本的には直線というものはなく、ドアの淵なども全て曲線で描かれています。波のようなイメージ。

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どうやって木をこんな風に曲げたのか不思議です。

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電気の周りが渦になっていたり。

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庭に出るとガウディらしい、タイルの作品が飾られています。

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そして1番の特徴は大きな吹き抜けで、自然光だけで建物の隅々まで明るくなるよう様々な工夫がされています。

 

タイルの色が上から下に向かって薄くなっているのも明るく見える効果からデザインされたそうです。

ロフトの壁は間接照明のように光っていたのですがこれもなんと自然光から採光されていたものでした。

 

そして屋上にはたくさんのモニュメント的なものがありますがこれにも全て意味があり、ただのデザインではありません。

 

煙突や出入り口を装飾しているだけなんです。

ガウディは屋上に意味のないモニュメントや塔を建てることには否定的だったらしく

「屋上に意味のない棒が一本立っていたらそれはまるでハゲ頭に髪の毛が一本だけ生えているようではないか。」

と語っていたのだとか。

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オーディオガイドを聴きながらゆっくり周っていたらすごく頭に入りました。

そして今時のオーディオガイドはスマホ的なやつでびっくりしました。
スマホのカメラを部屋にかざすと、当時の部屋の様子が映し出されたりととても工夫されています。

 

そしておみやげコーナーもバルセロナで一番工夫されていて良いものがたくさんありました。空港などでは買えないのでここで買っておくのがおすすめです。

iPhoneケースとマグカップなどがおすすめ!

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今もマンションとして人が住んでいるCasa Mila カサ・ミラ 

中心街のバッリョ邸からすぐそばにあるのがカサミラという建物で、ガウディが手がけた集合住宅です。


バッリョ邸ほどの大きなデザイン性というよりも、もっと機能性を重視したような建物です。

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なんと今もほとんどの階はオフィスなどで普通に貸されており、見学は1階と最上階と屋上のみです。

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屋上はまた独特な雰囲気を放っていて、ここにもガウディのこだわりがたくさんありました。
バッリョ邸とは違うのもおもしろかったです。

 

眺めも良くて、アーチになっているところを覗くとサグラダファミリアが絵画のように見えるというところがおもしろくてみんな写真を撮っていました。

 

サグラダファミリア教会

ガウディといえば、バルセロナといえばこれというのがサグラダファミリアです。

外観は誰もが見たことのある未完成の教会です。作業しているようには見えませんが…w

100年以上かけても未完のままで、ガウディは最初から完成を見届けることができないことはわかっていたそうです。

外観ばかりが有名ですが中も本当に素晴らしかったです。

森をイメージしたとされる柱は特殊な形をしていて、複雑に重なり合っています。

https://www.instagram.com/p/BXk5fNshyjL/

https://www.instagram.com/p/BXoS1sUBNGO/

https://www.instagram.com/p/BXrlbGxBEpz/

その形が本当に独創的で、ステンドグラスも本当に美しいです。

中世の教会にはない美しさで、これがドイツにあることも想像できません。

建物の大きさにとにかく圧倒されて、多くの人々が中でただただ座っているか写真を撮っていました。

中に入るにはチケットが必要なので事前に購入しないといけません!

そしてエレベーターで上に上がるのは別料金… スカイツリーみたい…

 

 

グエル公園

伯爵でガウディのパトロンであったグエルがガウディとともに1900年につくった分譲住宅で、工業化が進んでいた当時のバルセロナで自然と芸術が調和を目標としていました。

 

正面の門はこんな感じ。

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 サルヴェ邸

https://www.instagram.com/p/BXc8oWbB30k/

園内はヨーロッパ!という感じではなく個性的でディズニーシーみたいな景色が続きます。

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そしてサルヴェ邸の反対にあるのがゴルゴダの丘。

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 そこからはバルセロナが一望できます!!

https://www.instagram.com/p/BX1oGJiBJJ8/

 海と空の境がわからないほどの快晴でした。

 

本来ならばこの丘に教会を立てる予定だったそうなのですがそれは叶いませんでした。

この頃のデザインは当時の人たちには理解されず、家は60軒建てられる予定だったものも結局売れたのはグエルとガウディが買った2軒だったそうです。

 

しかしグエルの没後に公園として市に寄付されたのだとか。

 

 

グエル公園で入場制限

数年前からグエル公園は入場制限をするようになり、有料になりました。当日にチケットを手に入れるのは厳しい状況で、僕は中にはいれませんでした。笑

 

肝心のトカゲには会えず、、、。古本屋で2013年の観光本を買ったのが失敗でしたw

 

みなさん事前にチケットを買うこと、観光本は最新のものを買うことをおすすめします。笑

 

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イタリア旅行に行ってきた時の写真を貼ってく~ミラノ・ヴェネツィア・フィレンツェ~

ミラノ

ミラノスカラ座劇場

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ドゥオーモの前の広場

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ドゥオーモは本当に圧巻です。

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 ヴェネツィア

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#venezia#Italy#cityscape#Nostalgic#street#river#sea#europa#ヴェネツィア#イタリア#ヨーロッパ

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ワンピースのウォータセブンを思い出して懐かしくなりました…

ちなみにゴンドラに乗るのはあまりにも高かったのでやめました

 

水が安い。

 

 フィレンツェ

フィレンツェ大聖堂もすごいですほんと

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ピサはフィレンツェから40分位のところです。結構ななめってる

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フィレンツェにはたくさんの美術館もあります。

https://www.instagram.com/p/5hFI6vsUbG/

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これ、すごくおおきいんです。

圧巻…

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ヴィーナスの絵も教科書でみたやつやん…!みたいなのがたくさんあってすごいです。

 

イタリアは電車はありえないくらい遅れますが、この3都市は特に治安が悪いと感じることはありませんでした。

 

でもスリには充分に注意してください!!

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旅行関係の記事

 

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フィンランド旅行 ヘルシンキ〜スオメンリンナ島〜シベリウス邸〜ムーミンワールド

フィンランド旅行のまとめ

フィンランドは本当に治安が良くて涼しくて素晴らしい気候、美しい自然

と最高な国でした。


北欧は物価がものすごく高いイメージですがフィンランドはそこまで高くもないので安心して観光できます。

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ヘルシンキ市内の観光 

ヘルシンキはそこまで広くはなく、十分歩いて観光できますし交通機関も充実しています。

 

 

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ヘルシンキで行きたいところ

ヘルシンキ大聖堂

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ここはとにかく純白で飾り気のない美しい教会。

中にも入れますが質素な感じです。

 

ウスペンスキー寺院 

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#ヘルシンキ #フィンランド #ウスペンスキー寺院

 たまたま中で赤ちゃんの洗礼の儀式をしていました。

ロシア系の教会で、中は豪華なものでした。

 

 かもめ食堂

 

 

かもめ食堂という日本映画の舞台となったレストラン。

今は改名してほんとうにかもめ食堂になっています。

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allabout.co.jp

ここにもありますが、オーナーのリタイアにともない2016年に内装もメニューも一新したそうで

他のブログで見たようなメニューは全くありませんでした!!

 

量が多いかと思って行ったのにすごい少なかった…

 

日本人オーナーにに変わったそうで、店員さんもみんなフィンランド人だけど日本語が通じます。

 

ドイツで暮らしているとさすがに外食の物価の高さにぶったまげます。。。

 

大衆食堂というので安いかと思いましたが

野菜炒め16ユーロでほんの少ししかないし

鮭2切れで20ユーロ…

 

とても美味しかったですが量があまりに少なかったのが残念

 

でも映画ファンが行ったら感動すると思います!

 

 

街にはスタバとかはあまりなくて、Roberts coffeeというお店がやたらたくさんありました。

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ヘルシンキのかわいいキャンディー屋さん Sweet Story

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ヘルシンキ大聖堂からみて左の路地に入ったところに

Sweet Storyというハンドメイドキャンディー屋さんがあります。

 

店内にはいろんなおしゃれなアメがあって

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特にムーミンはすごいクオリティ!

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ブルーベリー味で美味しいです。ノンシュガー版もありました。

 

 

ヘルシンキの港へ

 

kauppatoriという大聖堂近くの港まで来るとたくさんかもめが飛んでいて

露店がたくさん出ていてご飯を食べたりお土産を買ったりできます。

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ここから世界遺産の要塞島、スオメンリンナ島にいけます。

 

 

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シベリウスの家、アイノラ

ヘルシンキから近郊電車で30分ほどのところにシベリウスとその家族が家があります。

 

 

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 郊外なので美しい田園風景も見られて

シベリウスのことももっと知られるのでおすすめです。

 

ここで書いていたんだと思うと感慨深いものがあります。

 

ムーミンワールド

ヘルシンキから特急にのり2時間、そこからバス40分、そこから15分歩いてたどり着けるムーミンのテーマパークです。

 

 

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 ほんとうにほのぼのとしていて、アトラクションはありませんが子ども連れていたら喜ぶだろうなーというところです。

 

 

 旅行関連

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フィンランドにビーチ! シベリウス公園

ヘルシンキ中央駅駅から北西に行ったところにシベリウス記念自然公園があります。
駅からまっすぐ西に行ったところにも公園がありますが、ここは墓地なのでご注意(行っちゃいました。)

モニュメント



 

シベリウス公園の行き方


ヘルシンキ駅からバスの24でRajasaarentieまでいきそこから少し歩いたところ。


北欧の美しい自然が見れるシベリウス公園


公園にはモニュメントと2つがあるだけで
他には特にこれといったものはありませんが
とにかく自然が美しいです。

白樺が並び、乾いた空気がとても心地よいです。
ドイツよりさらにカラっとしていて
日本が梅雨の7月に来たら感動することでしょう…


ただ散歩するだけでも日本とは全く違う雰囲気を味わうことができます。


モニュメントを突っ切っると海にでます。

 


シベリウス公園でフィンランドのビーチにはいれる


ネットにはでていませんでしたが、公園から海沿いにずっと南へ歩いて行くと、ビーチがあります。


このHIETAMIEMIと書いてある、少し色の変わっているところは海岸です!

曇り始めていたので写りは微妙ですが…


なんと気温17度の中海に入っている人達がいました笑

半袖で歩くのも寒いのにw

フィンランドで20度を超えたら真夏らしいということは聞いていましたがすごかったです笑

よくとまあ水着になる気になったのと…
完全な寒中水泳w

砂浜にカモメのモニュメントみたいなものがあり
そこにずっとカモメが乗っていてかわいかったです。笑


シベリウス公園からの帰り道


帰りは砂浜をでてまた24番のKrematorioというバス停に乗ればヘルシンキ中央駅の近くまで戻れます。

 

フィンランド旅行記はこちら

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