フィンランドのスオメンリンナ島
スオメンリンナ島はフィンランドの首都ヘルシンキからフェリーで15分ほどの6つからなる小さな島で、18世紀にロシアからの侵攻を防ぐために建設された海防要塞があります。
これはスオメンリンナの要塞と呼ばれ
1991年にユネスコの世界遺産に登録されました。
スオメンリンナ島の行き方
ヘルシンキ市内のKauppatoriという港からフェリーがでています。
Kauppatoriはヘルシンキ大聖堂などのある旧市街に面していて、路面電車の1Aで目の前まで行くことができます。
港の周りもきれいで、ディズニーシー感がすごい。
フェリーは往復5€で、Dayチケットでも乗ることができます。
フェリーは行きも帰りも20分に1本。結構遅い時間まであります。
乗船するところでチケットを見せるところはなく、これも自己申告制。ドイツと同じですね。
たまに検査官がきて持っていないと罰金80€?と書いてありました。
スオメンリンナ島にいくフェリーにカモメがついてくる
出航してからスオメンリンナ島に着くまで、カモメがずっと同行してくれます。
エサをあげる人が多かったのでしょうか。今は禁止と貼り紙がしてありました。
なんか微動だにしないカモメw
フェリーの速度に合わせて飛びにくそうにしているカモメがかわいかったです。
ヘルシンキからスオメンリンナ島は15分ほどで到着
港からの景色もきれいでした。
トンネルをくぐると美しい景色。
かわいらしいカフェもあります。
島を道なりにまっすぐ進んでいくと橋があり、そこを渡ると段々要塞が見えてきます。
ここまでは15分ほど。
スオメンリンナの要塞
いよいよ要塞
レンガの上に草が生い茂り、なんとも幻想的な雰囲気です。ラピュタみたい…
なにかのホラーっぽいイベントもやっていました。
スオメンリンナ島は南端の景色がおすすめ!
そしてどんどん島の奥へ行き、1番南端のところになると雰囲気が少し変わってきます。
この下らへん。
ここから見える海がものすごく美しい!
天気に恵まれたこともありましたがとてもきれいな景色でした。
太陽の光がまぶしい。
気温は18度ほどでしたが、陽射しはすごく強くて紫外線強い感じがしました。
晴れている時は帽子が必要です。
この岩壁は降りていくこともできて
入ろうと思えば海にも入れそうなかんじ
ただ、下がどうなっているのかわからないので危険ですが。
そしてそこから東に進んでいくと
砲台がたくさんあります。
そしてここを進んでいった景色がとても幻想的。
7月なのに観光客も少なく、いても家族連れやお年寄りが多いのでとても静かでした。
波の音だけが聞こえる静かな世界で
現実を忘れさせてくれる雰囲気がありました。
スオメンリンナ島の観光の所要時間
ここまで来るのに2時間ほどかかり、帰りは最短距離で港まで帰って1時間ほどでした。
全部回るには3〜4時間見ておいた方がいいかもしれません。
そしてカフェなどはどれも18時で閉まってしまうところが多いので注意が必要です。
スオメンリンナ島は現実逃避に最適
探せば本当に誰もいないところもありましたし
なんの音もしなくて苔生したような昔の要塞だけがあるので、現実から引き離してくれる雰囲気があります。
1人になるためにフィンランドまでいく人はいないと思いますが
とんでもない孤独感を味わうことができるのでそういう人におすすめ。
あの雰囲気の中にいると、現実の世界に戻れなくなるんじゃないかという不安に襲われますが
その分ヘルシンキに帰ってきた時にかなりの安心感を得られます。
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