トランペット奏者 齋藤友亨のブログ

ロシア国立ブリヤート歌劇場首席トランペット奏者  齋藤友亨のブログ (旧あうすどいちゅらんと)

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

コサックダンスを極めた結果 人間の領域を超える

コサックダンス動画 先日のこの記事を書いていた時に www.tomotrp.com 兄の踊っていた”ゴパック”という踊りをYoutubeで検索したら、 ウクライナダンスカンパニーというところの動画を見つけました。 www.youtube.com おー!コサックダンスすごいなーと思って…

【ECZ】バレエと金管打楽器アンサンブルの演奏会

Ensemble Classica Zushi "逗子でクラシック音楽を好きになるきっかけを作りたい" というコンセプトのもと2年前に始めた自主公演ECZも今年で3回目になります。 3つの要素を一度に楽しめるコンサート 第1回は金管五重奏 第2回目は一気に規模を拡大して金管十…

5週間のブリヤート劇場での研修を終えて

梅が咲き出した頃に日本を出て、空気まで凍りついていた極寒のシベリアに来て5週間が経ちました。この短い研修を終え今からドイツへ行きます。 空港までのタクシーに乗りながら風景を眺めていると、ここに着いた日のことをついこの間のことのようにもずっと…

オペラ"トスカ" いつも満席な劇場 カウフマン「星光りぬ」事件

プッチーニ作曲 トスカ 昨日はトスカの公演でした。 トスカはプッチーニの名作のオペラで、劇場も3月の目玉として随分宣伝していました。 椿姫の時は150人くらいしか来ていなかったのですが、今回は立ち見がいるほどに満席! // トスカのあらすじ オペラのあ…

子どもバレエ «ねこのいえ» ロシア人なら誰もが知っている童話

子どもバレエ ねこのいえ кошки дом 昨日は昼12時から子どもバレエ「ねこのいえ」の公演があり、休みだったので観にいきました。 ブリヤート劇場では月に6〜7回は子ども向けのバレエやオペラを上演しています。 「ねこのいえ」はマルシャークという20世紀の…

シベリア劇場生活⑥ 3回目のくるみ割り人形

バレエくるみ割り人形 シベリア劇場生活も早いものでもう3週間が経ちました。不思議なことにもうあまり生活に違和感がなくなっています笑 着いた日にも突然無茶振りでくるみ割り人形の本番を吹きましたが、今日も公演がありました。 www.tomotrp.com // 平日…

バレエ 「ワルプルギスの夜」の公演

昨日はバレエとオペラのガラコンサートがありました。 出番ではなかったので公演を観にいくことに。1stはいつも僕を振り回す首席のおじいさん。白鳥の湖の時はなんだか荒ぶっていましたが、今日はとても落ち着いてきれいな音で演奏していました 70歳を過ぎて…

シベリアの数少ないおしゃれなカフェ Traverler's cafe 【ロシア】

ウランウデのカフェ事情 ウランウデはドイツとは違い、カフェが少ないです。あってもブーザルームなどのブーザ屋。 焼き餃子の起源と言われている"ブーザ"はブリヤートの食べ物 - しべりあげきじょう ケバブやピザもほとんどありません。 もちろんスタバやタ…

【ビザ】ロシアの健康診断の旅 【ブリヤート】

ロシアの健康診断 ロシアで就労のビザを取るためにはロシアで ・エイズ検査 ・尿検査 ・肺のレントゲン撮影 をしなければなりません。 兄から再三めんどうだという話を聞いていましたが、想像を絶するほどのめんどくささでした。笑 // まずはエイズ検査へ 早…

シベリア劇場生活⑤白鳥の湖でまた本番当日にパート変更

バレエ白鳥の湖 今日は白鳥の湖の公演でした。 一番有名で、情景のメロディーは誰もがきいたことのある名曲。 バレエ音楽は踊りの関係で、同じメロディーの繰り返しになりやすく音楽だけ切り取ると退屈に思われることも多いですが チャイコフスキーは違いま…

【ロシア】シベリアの街の風景の写真 ウランウデ

ウランウデの風景 最近ビザのための病院の検査でウランウデをほぼ一周したので、街の様子の写真をあげていきたいと思います。 シベリアは赤松が豊富で、日本にもよく輸出されています。 松林をみるとなんだか日本を思い出します。 少し街の外れにいくととん…

モンゴルの移動式住居"ユルタ"で食べるブリヤート伝統料理 ブーザ

ブーザ 焼き餃子の起源と言われている"ブーザ"はブリヤートの食べ物 - あうすどいちゅらんと 以前も書きましたが、ブリヤートには日本の焼き餃子の起源と言われている"ブーザ"という伝統料理があります。 たっぷりの牛肉と玉ねぎを肉厚の餃子の皮で包んでい…