トランペット奏者 齋藤友亨のブログ

ロシア国立ブリヤート歌劇場首席トランペット奏者  齋藤友亨のブログ (旧あうすどいちゅらんと)

【北欧】今海外旅行にフィンランドをおすすめする理由【ヘルシンキ】

フィンランドは日本並みの治安の良さ

僕はドイツに住んでいるので

せいぜいドイツ位なものだろうと思っていましたが

全然違いました。

 

ヘルシンキにはホームレスがいない

ベルリンにはそこら中に物乞いやホームレスがものすごい数でうろうろしていますが

フィンランドでは基本的に見かけませんでした。

 

 

フィンランドには移民難民も少ない

ドイツでスリなどの軽犯罪をするのはほとんどがアラブ人と言ってもいいくらいなので

偏見かもしれませんがアラブ人というだけで警戒します。(そのくらいじゃないとやられるから)

でもフィンランドはドイツに比べればかなり少なかったです。

寒さに耐えきれず帰国する人も多いんだとか。笑

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”Can you speak English?"と聞きながら署名しろみたいに紙を渡してきて

それに気を取られている隙にスリをするというのがドイツではとても多くて

無視してたとしても、話しかけられるのはかなりのストレスです。

すごい警戒しなきゃいけないし。

 

でもフィンランドではそれが一度もありませんでした!

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夏はずっと明るくて旅行にはもってこいな白夜

夏は白夜でずっと明るいので夜も危なくないしずーっと遊べます。

すごい安心感。

 

フィンランドは北欧の中では物価が安い

ノルウェーにいったらビール一杯1500円とかしますが

フィンランドなら700円くらい。

 

消費税23%なので免税で買うと結構返ってきます。

 

 

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フィンランドは観光スポットがヘルシンキ周辺に集中している

ヘルシンキにはたくさんの観光スポットがあります

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 スオメンリンナ島はフェリーで15分ほど

本当にきれいなのでおすすめです。

 

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 シベリウスの住んでいた家もヘルシンキから30分ほどでいけます。

 

もちろんヘルシンキ市内も観光スポットがたくさん!

ムーミンワールドでムーミンにも会えます。

これも日帰り可能。

 

ヘルシンキ自体も小さな街なので1日で全部周ることができます

 

 

フィンランドは湿気が全然ない最高の気候

なんといっても夏のフィンランドは涼しくて最高です。

20℃を超えることはほとんどないし

ずっと18℃くらいでしかも湿気が全然ありません。

 

ドイツよりもずっとカラりとしています。

 

気温は高くないですが、日差しは真夏の強さなので

その気温でも晴れていれば全然半そででいけます。

 

半そでorノースリーブ+薄いジャケットかカーディガン

みたいな感じがちょうどいいです。

 

日に当たるとかなり暑いですが日陰になると寒いので。笑

 

結構強烈な日差しで

涼しいからと思って帽子もせずにずっと歩いていたら頭が痛くなりました。

 

帽子は必須です!

 

あとスオメンリンナ島もムーミンワールドもたくさん歩きますし

地面が基本的に石畳なので

サンダルとかヒールできたら死ぬと思います。

 

クッション性の高い靴にしましょう。

 

フィンランドは自然がとにかくきれい

どの植物も木も高原にあるもののようなものなので

白樺あったりとてもきれいです。

 

空気が本当に澄んでいるのでリフレッシュできます。

 

軽井沢の雰囲気と似ていますね。

 

安全できれいなフィンランド

先日もヴュルツブルクでテロがありましたし

ニースでもありました。

 

デュッセルドルフでも未遂があったし

フランクフルト付近でもありました。

 

ドイツの情勢は極めて危険ともいえるので

観光で人が多い夏に何が起きてもおかしくありません。

 

そういう中、空爆に参加していなくて西欧から少し離れたフィンランドは安全だと言えるでしょう。

 

ヨーロッパは今は不安だけど行きたい!という人はぜひフィンランドにいかれてはいかかでしょうか。

 

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【北欧】フィンランドの物価は北欧の中では実は安い【フィンランド】

フィンランドの物価はそれほど高くない

北欧と言えばものすごく物価が高いというイメージがありますが、ノルウェーなどと比較するとそれほど高くありません。

 

消費税が23%なので、その分だけドイツよりかは少し高いかなといった具合です。

そして通貨がユーロなのも嬉しいところです。

 

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もちろんドイツと同様で自動販売機でコーラを買ったりしたら4€とかしますが… 

 

 

フィンランドのスーパーは普通に安い

スーパーに行けばほとんどドイツと変わらないくらいの物価で、クロワッサンとかは100円しないしドーナッツも150円ほど。

水はドイツよりは少し高くて500mlで50円位なものです。

お菓子もそんなに高くはないし、フルーツも安い。

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大事なのはちゃんとスーパーで買い物すること。ホテルの売店などで買ったらそりゃあ高いです。

フィンランドの酒税は日本並

酒税がほぼタダのドイツの感覚だから高く感じましたが、ビールのロング缶が1本350円位でした。

 フィンランドの人ってあんまりお酒をたくさん飲むイメージはないのでちょうどいいかもしれません。

 

そしてレストランでビールを飲むと一杯8ユーロで1000円近くします。

 

ドイツで1本100円しない瓶ビールが1000円…

でも日本も良いレストランだと300㎖で600円くらいはするので大して変わらないのかもしれません。

フィンランドのビールも缶を買って飲んでみましたが、ほとんどドイツのものと似たような感じでした。白ビールがおいしかったです。

 

フィンランドのホテルの価格

ヘルシンキ市内にもユースホステルはありますし安く泊まることもできます。

ヘルシンキ駅から2駅ほど行ったところなら3つ星ホテルでも二人の部屋で一泊1万円しないくらいで泊まれます。

 

中央に泊まると当然かなり高いので、少しだけ離れたところを選ぶのがおすすめです。

 

ベルリンだと地区によって治安が大きく変わってくるので心配ですが、ヘルシンキは特に危なそうなところはありませんでした。

 

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フィンランドの交通費 ヘルシンキには乗り放題パスも

交通費もドイツとほとんど変わらず、日本よりもずっと安いです。

 一回券を買うと1時間有効で350円ほど。

Dayチケットを買えば一日8ユーロで市内乗り放題。

 

長距離電車もそれほど高くはなく新幹線的なものに2時間乗っても2000円位でした。

【北欧】フィンランド ヘルシンキの交通事情 Dayチケットなら8€ - しべりあげきじょう

 

フィンランドで外食するととても高い

港のところにあったお祭りの屋台のようなものでも1500円

 ただの鮭焼いたやつがその値段w まじすかって感じですが、確かにドイツも魚は高いか…。

 

レストランだとそれほど高級ではないところでもメインディッシュは3000円はするので

お酒も飲んでだと一人5000円~6000円は簡単にいきます。

 

ドイツでこれだけ出したらものすごく量が多いことは間違いありませんが

フィンランドは量が少ない!!

え!?このしゃけ2切れで3000円!?

 

みたいなことになります。

野菜炒めで2000円とかもありました笑

 

まあでも駅付近の観光客向けではないイタリアンとかは普通にスパゲティ1200円とかです。

とはいえ、わざわざフィンランドまで旅行してパスタじゃなあ…ってなりますよね

 とりあえずヘルシンキの有名なお店は観光客価格ということですね。

 デンマークも似たような感じ。

 

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 たぶん税金の関係なんでしょうね、ドイツも外食は税率が高いです。

 

フィンランドはテーマパークなどの入場料は高くない

 ムーミンパークは28€なのでそれほど高くありませんが、ジェットコースターなどのアトラクションがあるわけではないのでそう考えると高いかも…

ムーミンに会えるテーマパーク ムーミンワールド - しべりあげきじょう


 シベリウスの家は学生が4€で一般が8€です。でも家の中もよく見られるのでぜひ行ってみてほしいです。

【北欧】フィンランドへ行ったらシベリウスに挨拶しにAinolaへ【シベリウスの家】 - しべりあげきじょう


 

 スオメンリンナ島という離島もありフェリーがでていますが往復5€だし地下鉄のDayチケットでもいけます。

ラピュタみたいな感じでとても素晴らしいところなのでここはぜひ行ってみてください。海もすごくきれいです。

教会などは拝観料的なものはなかったと思います(たぶん)

ビーチもありますがもちろん入場料はかかりません。

 

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夏のフィンランド旅行での注意点は紫外線

フィンランドは北欧で涼しいので、つい紫外線を甘く見てしましがちですがかなり強く感じます。

なんだか太陽が近い感じがするというか…。

あと気温は低くて天気がいいのでついつい日に当たりすぎてしまいがちです。

 

サングラスと防止は必須です!!サングラスをしているのとしていないのでは疲労感が全然違うと思います。

日焼け止めもしっかり塗りましょう!

 

格差をなくせば子どもの学力は伸びる―驚きのフィンランド教育

競争やめたら学力世界一―フィンランド教育の成功 (朝日選書)

 

 

海外旅行記事

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ムーミンに会えるテーマパーク ムーミンワールド

フィンランドはムーミンの生まれた国

ムーミンと言えば世界で最も愛されているキャラクターの1つで、みんな子どもの頃に見たかと思います。

ムーミンの作者はフィンランド人のトーベ・ヤンソンで、ムーミン谷はフィンランドがモデルになっています。

今回ムーミンワールドに行く前に久しぶりにムーミンのアニメを見てみました。

見ていた頃はほとんど何もわかっていないくらい小さかったので、大人になってから見てみるとなんだか新鮮でした。

 

もっとただのほのぼのした話かと思っていましたが意外と刺激的です。w
スナフキン良い声すぎだろって感じ

絵の優しさと色づかいがいいですね。

 

 

ムーミンは世界的に有名ではなく日本とフィンランド

ムーミンはディズニーのように世界的に有名で人気なわけではなく、ドイツでは全く知られていません。

基本的に日本とフィンランドでだけ有名なようです。(韓国でも有名かも)

 

フィンランドにあるムーミンワールド


そんなムーミンの故郷フィンランドでは、ムーミンは最大の観光ポイント。

ヘルシンキから電車とバスで3時間ほど行った所に、小さな島を丸ごとテーマパークにしたムーミンワールドがあります。

 

ムーミンワールドの行き方


行き方はこのブログにとてもわかりやすくでているのでおすすめします。

blogs.yahoo.co.jp


ヘルシンキから一本でTurkuという街へいき
そこからバスで40分かけてNaantaliという所までいき
そこから徒歩15分程の所にあります。

 

ちなみに長距離電車はオンラインでチケットを買うことができるので、事前購入をおすすめします。

VR: Buy train tickets online. See timetables and buy your tickets. - VR

 

駅で買えるはずなんですが僕はどこかよくわかりませんでしたし、駅の券売機はなんだかわかりにくかったです。
現金払いできない機械が多くて驚き…
しかも僕のカードは認識すらされませんでしたw

ムーミンランド、Turkuまでの道中


乗り継ぎのTurkuという街は昔は首都だったらしく
お城もあるらしいです。(僕はいきませんでしたが)

結構栄えている街で、大きな通りにはショッピングモールなんかも充実していて楽しめます。
バス停のあるmarkt squerにもたくさんの露店が並んでいておもしろいです。

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ここからバスに乗って40分ほどでNaantaliにつきます。

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ここも自然がいっぱい!

ちなみにムーミンの看板とかはまじでなにもありません。
本当に何もないw

 

いよいよムーミンワールド

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しばらく歩いて行くと公園や墓地、教会が見えてきて

その先には海が広がっています。

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ここから長い橋を渡って島にいくとムーミンワールドの入り口があります。

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ここからの景色もきれい

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さらに進むと入場門が

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入るとすぐにキャラクターがいます

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ムーミンワールドの入場料は28€

そしてなんと日本語のパンフレットも用意されていました!

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バンザイ!って笑

 

日本人そんなに多いのかな〜
と思っていましたが、本当にむちゃくちゃたくさん来ていました笑
ドイツでそんなにたくさんの若い日本人観光客を見たことがないのでびっくりです。

みんなムーミン好きなんですねぇ。

 

ムーミンワールドの施設内

入ったところにまず大きな舞台があり、ショーのようなものをやっていました。

ムーミン大運動会!ってやつを見ました。


もちろん子ども向けのものでとてもかわいかったです。子ども達も大喜び。

そして字幕には英語・ロシア語・日本語が用意されています。

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やっぱり日本人多いんですね。
ムーミングッズは日本でもたくさん作られているし、ムーミンが日本で人気なこともこちらでよく知られているようでした。

 

そしてすぐにレストランやお土産屋さん
ハンバーガーショップでは、コップから包み紙から紙ナプキンまで全部ムーミン!笑

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左手にはムーミンパパの写真館というものがあり、ムーミンとツーショットを撮って印刷した写真が買えます。

 

そこをまっすぐ行くときれいな林が

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小さな屋根の下にクッションが置いてあって、そこでみんな寝ていました。

その先には船が。

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中は子ども達でぐっちゃぐちゃになっていました。笑

そこのすぐそばには海が広がっています。

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みんなここでセルフィー

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そしてそこから少し行ったところにムーミンの家があります。

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かなりの再現度です!

そしてその周りにはほぼ全てのキャラクターがいます。

 

ちゃんとムーミンと会える

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抱きつく子ども達がかわいらしかったです。

 

これはこどもが小さすぎてムーミンに食べられているようw

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スナフキンはまじでコスプレって感じだったので結構絡みづらかったです笑

色んなキャラクターがここに集まっています。

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ムーミンの家の中はこんな感じ

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そこから少し戻るとすぐに入り口のレストランにつきます

 

入り口から見て右手にも道があって、ここには迷路とか子どもの喜びそうなものがたくさんあります。

ニョロニョロもいます。

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海がきれい

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ムーミンワールドでお土産を買う時の注意点


お土産も充実していて、かわいいものがたくさんあります。
でも帰りに空港で免税店見ていてガッカリしました。

 

ほとんどの物が免税店でも買えるやん!!
まじかよ…って感じw
2.3€ですが空港の方が安く買えます。

 

もちろん空港には無いものもありましたがほとんどは空港で買えます。

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マグカップとぬいぐるみは絶対に空港にあります。

重いお土産をNaantaliから運んできたのに空港の方が安いとか悲しすぎます。笑

 

ただ、Tシャツやエコバックなどはムーミンワールドの方がたくさんありました。

 

ムーミンワールドは大人でも楽しめる


基本的には家族連れが多かったですがカップルも少しはいました。
施設はディズニーランドとかと比較したらかなり小さいし

アトラクションはありませんがとにかくきれいです。

 

海もすごくきれいだし自然も美しい。

人工物感の少ない感じで、散歩するのにはいいです。

 

ムーミンが好きな人には最高かと思います。

ただ、アトラクションなしで28€はさすがに高いかなーとは思いましたが…

ムーミンワールドで遊ぶ所要時間


ムーミンワールドは小さいですしアトラクションで並んだりすることもないので
それほど時間は必要ありません。


4〜5時間で十分堪能できます。

 

僕は9時半にヘルシンキをでて13時にムーミンワールドに到着
17時には出ましたがこれでちょうど良かったです。

 

ヘルシンキからの日帰りで充分です。

 

ムーミンワールドも17:30までにレストラン系は全て終了、18時には閉園なので
昼間に着くくらいでちょうどいいと思います。

 

 

フィンランド記事

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【北欧】フィンランドへ行ったらシベリウスに挨拶しにAinolaへ【シベリウスの家】

シベリウスが31歳から亡くなるまで過ごした家がヘルシンキの近くにある

ヘルシンキから近郊電車で40分ほど行ったところにあるヤルヴェンパーというところに、シベリウスが30代後半から亡くなるまでを家族と共に過ごした家、Ainolaがあります。

後に駅の名前もAinolaに変わりました。

・5月上旬から9月下旬のみオープン
・火~日曜10:00~17:00
・定休日は月曜

 

フィンランディアや交響曲2番を作曲したあとスランプに陥っていたシベリウスに

妻がヘルシンキからここへの引っ越しを勧めました。

 

 

シベリウスとは

ジャン・シベリウスはフィンランドを代表する作家で、数々の名曲を生み出した20世紀の作曲家です。

 

とてもロマンティックで繊細、叙情的なメロディーが特徴です。

 

1番良く知られているのは「フィンランディア」で

冒頭はよくBGMで使われています。

「え?これクラシックだったの?!」という曲の1つ。

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これは割とパンパカパーンって感じの曲ですが(超テキトー)

 

交響曲第2番や、ヴァイオリン協奏曲は感動的でおすすめです。

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シベリウスの家 アイノラへの行き方

Ainola駅まではヘルシンキ中央駅からは近郊電車で一本で30分で行けます。

下車してからホームの端まで行き道を降りて西にまっすぐ道路沿いに歩きます。 

 

下車すると、療養のために選んだことが頷けるような田園風景が見られます

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一応看板には小さくAinolaと書いてあります。

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秘密のトンネル的な

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ずっと一本道を10分ほど歩いていると

森が見えてきて駐車場にでます。

ここにシベリウスの説明が。

 

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でも入口や大きな看板がないのでとてもわかりにくいですが

看板を見ていたら右手に入口があります。

 

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シベリウスの家の施設内

門を通って右手に小さな建物があり

そこで入場料を買えます。

一般8€で学生は4€

ずっとシベリウスの音楽だけが流れ続けているおしゃれなカフェも併設されていています。

コーヒーはセルフの飲み放題で2.5€

 

チケットはこんな感じ

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広い森が全てシベリウスの敷地で、家の他にも幾つかの小屋やりんごの木などがあります。

 

井戸

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子ども達が遊んでいたという小屋

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シベリウスの家の中にはいれる

これが家の外観

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入場する時に、日本語のシベリウスの家の説明がとても細かく書いてある紙がもらえます。

 

館内は撮影禁止だったので写真があげられず残念…

 

ログハウス的なまさに北欧の建物で、あたたかみのあるとてもいいお家でした。

外観の印象よりも中は広く、天井も高くて広々としています。

 

なんといっても寄贈品の多さがすごい。

椅子と机のセットがリビングだけでどんだけあるのって感じでしたw

 

絵画もたくさん飾ってあり

フィンランドから寄贈された月桂樹の冠も飾ってあります。

 

ピアノは入ってからすぐの部屋に置いてあり

思ったよりも小さめのスタインウェイのグランドピアノでした。

 

シベリウスの娘達もみんな音楽をやっていたそうですが

ピアノの練習をすると彼の作曲の邪魔になるということで

他の家に弾かせてもらいにいっていたため

 

ほとんどそのピアノを弾くことは無かったと資料にて書いてありました。

 

暖炉も2つあり、どちらも緑色のタイルのおしゃれなもので

今使っていても全然おかしくないものでした。

 

2階が非公開だったのが残念です。

 

若い頃は2階にシベリウスの部屋がありそこを中心に暮らしていましたが

娘達が育ってからは1階にベッドをおろしていたとのこと。

 

シベリウスの家はレンガ造りじゃない

ヨーロッパといえばレンガ造りの家が普通ですが

シベリウスの家も含め、フィンランドの家は木造が多い気がしました。

 

日本と違い、真夏も25度を超えることのないフィンランドは1年を通して湿気もほとんど無いので

木が傷みにくいということがあるかもしれません。

 

地震も台風も無いし夏は涼しいし湿気もないし

強いて言うなら冬が寒いっていう程度…

 

自然災害が日常の日本って本当にやばい所なんだなとつくづく思います。

 

シベリウスの墓参り

家からまっすぐ降りて行ったりんごの木のすぐそばに

シベリウスとその妻アイノが眠るお墓があります。

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大きく立派なお墓で、右端にアイノの名前もあります。

 

シベリウスは91歳に亡くなるまでずっとこの家に住み続け

彼の死後も妻のアイノは96歳に亡くなるまでずっとここに住み続けました。

 

2人の死後娘達がこの家「アイノラ」をフィンランドに寄贈し、このような記念館になったということです。

 

シベリウスの家はイメージにぴったり

なんともうまく説明できませんが
シベリウスはとても感受性が高くて繊細な人だったんだろうなぁと思っていたので
今回彼の家を見ることができるのを楽しみにしていました。

 

実際に見て、資料を読んでみると
シベリウスは本当にイメージした通りの人物。

 

ヘルシンキの喧騒から離れた美しい地に居を移し

自分と家族だけの世界で作曲に没頭していた姿。

そしてとても家族を大切にしていたということ。

 

引っ越しを進めたのは妻のアイノで

この決断を促した彼女もすごいと思います。ヘルシンキに住みたかったでしょうに…

 

良い妻を持ちそれを大切にするというのは

大事なことなんだなと改めて思いました。

 

 

 

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【北欧】フィンランド ヘルシンキの交通事情 Dayチケットなら8€

フィンランドには改札はない

ドイツと同じく日本のような自動改札はありません。

駅に改札がないドイツ - あうすどいちゅらんと

でもSuica的なカードをタッチするところが電車やバス内に設置されていて、それを自分でタッチするという感じでした。

こんなの。

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ヘルシンキのDayチケット

観光客のために、ヘルシンキ市内の交通機関が乗り放題になる

Dayチケットというものがあります。

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これは1日で8€、2日で12€といった感じで

連日で買うとお得です。

 

最初にカードを機械にタップしてから24時間使えるという仕組み。

2日チケットの場合はタップしてから48時間。

金曜日につかって日曜日にも、とは使えません。

 

Dayチケットは、街中にあるKioskiというキオスク的な売店で買うことができます。

これはスオメンリンナ島にいくフェリーでも使えるのでおすすめです。

 

ヘルシンキのトラム

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ヘルシンキ市内の移動は基本的にバスとトラムになります。(ほとんど歩いても周れる距離ですが。)

トラム内にもさっきの機械が置いてあり

真ん中の緑のところにカードをかざします。

 

ドイツとは違い、バスのように誰も停留所にいない場合は素通りしてしまうので

ちゃんとSTOPボタンを押さないといけません。

 

停留所で待っている時も

トラムがくる直前から一歩出て乗るアピールをしないと素通りされます。

 

 

ヘルシンキのバス

バスはちゃんと乗るときに機械にタッチしなければいけないので持っていない場合は切符を買わないと行けません。

 

1時間券で3.2€です。

絶対Dayチケット買わないと損…

 

ヘルシンキの地下鉄

地下鉄は、ホームにタッチする機械があります。

 

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ヘルシンキには地下鉄は1路線しか走っていないのでこれだけです。

 

車内はすごい清潔でゴミが全然ありません。

他のヨーロッパ諸国と比べてもすごくきれいです。

 

ムーミンワールドにいくときなどに使う長距離電車はインターネットで買えます。ここにも改札はありません。

 

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【北欧】フィンランド旅行で絶対に行きたいラピュタのような世界遺産 スオメンリンナ島

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フィンランドのスオメンリンナ島

スオメンリンナ島はフィンランドの首都ヘルシンキからフェリーで15分ほどの6つからなる小さな島で、18世紀にロシアからの侵攻を防ぐために建設された海防要塞があります。

 

これはスオメンリンナの要塞と呼ばれ

1991年にユネスコの世界遺産に登録されました。

 

 

スオメンリンナ島の行き方

ヘルシンキ市内のKauppatoriという港からフェリーがでています。

Kauppatoriはヘルシンキ大聖堂などのある旧市街に面していて、路面電車の1Aで目の前まで行くことができます。

 

港の周りもきれいで、ディズニーシー感がすごい。

 

フェリーは往復5€で、Dayチケットでも乗ることができます。

 

フェリーは行きも帰りも20分に1本。結構遅い時間まであります。

 

乗船するところでチケットを見せるところはなく、これも自己申告制。ドイツと同じですね。

たまに検査官がきて持っていないと罰金80€?と書いてありました。

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スオメンリンナ島にいくフェリーにカモメがついてくる

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出航してからスオメンリンナ島に着くまで、カモメがずっと同行してくれます。

エサをあげる人が多かったのでしょうか。今は禁止と貼り紙がしてありました。

 

なんか微動だにしないカモメw

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フェリーの速度に合わせて飛びにくそうにしているカモメがかわいかったです。

 

 

ヘルシンキからスオメンリンナ島は15分ほどで到着

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港からの景色もきれいでした。

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トンネルをくぐると美しい景色。

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かわいらしいカフェもあります。

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島を道なりにまっすぐ進んでいくと橋があり、そこを渡ると段々要塞が見えてきます。

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ここまでは15分ほど。

 

スオメンリンナの要塞

いよいよ要塞

レンガの上に草が生い茂り、なんとも幻想的な雰囲気です。ラピュタみたい…

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なにかのホラーっぽいイベントもやっていました。

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スオメンリンナ島は南端の景色がおすすめ!

そしてどんどん島の奥へ行き、1番南端のところになると雰囲気が少し変わってきます。

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この下らへん。

 

ここから見える海がものすごく美しい!

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天気に恵まれたこともありましたがとてもきれいな景色でした。

太陽の光がまぶしい。

 

気温は18度ほどでしたが、陽射しはすごく強くて紫外線強い感じがしました。

晴れている時は帽子が必要です。

 

この岩壁は降りていくこともできて

入ろうと思えば海にも入れそうなかんじ

ただ、下がどうなっているのかわからないので危険ですが。

 

そしてそこから東に進んでいくと

砲台がたくさんあります。

 

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そしてここを進んでいった景色がとても幻想的。

 

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7月なのに観光客も少なく、いても家族連れやお年寄りが多いのでとても静かでした。

波の音だけが聞こえる静かな世界で

現実を忘れさせてくれる雰囲気がありました。

 

 

スオメンリンナ島の観光の所要時間

ここまで来るのに2時間ほどかかり、帰りは最短距離で港まで帰って1時間ほどでした。

 

全部回るには3〜4時間見ておいた方がいいかもしれません。

そしてカフェなどはどれも18時で閉まってしまうところが多いので注意が必要です。

 

スオメンリンナ島は現実逃避に最適

探せば本当に誰もいないところもありましたし

なんの音もしなくて苔生したような昔の要塞だけがあるので、現実から引き離してくれる雰囲気があります。

 

1人になるためにフィンランドまでいく人はいないと思いますが

とんでもない孤独感を味わうことができるのでそういう人におすすめ。

 

あの雰囲気の中にいると、現実の世界に戻れなくなるんじゃないかという不安に襲われますが

その分ヘルシンキに帰ってきた時にかなりの安心感を得られます。

 

 

ヘルシンキ観光のまとめ記事

www.tomotrp.com