しべりあげきじょう

ロシア国立ブリヤート歌劇場首席トランペット奏者  齋藤友亨のブログ (旧あうすどいちゅらんと)

しべりあげきじょう

音楽

【呼吸法】パワーブリーズとブレスビルダーで胸囲100cmまで増やす【肺活量】

胸板を厚くしたいと思う男性、 じゃあ筋トレして胸筋つけるか!! とダンベルや腕立て伏せをしてもなかなか分厚くはならなくて挫折したしたという方が多いはず。 筋肉の厚みを10cm増やすにはとんでもない量のトレーニングと時間が必要になってしまいますが、…

指揮者って何のためにいるの?違いあるの?という人へ。指揮者の存在理由と演奏の違い

指揮者って楽器を演奏しないで棒を振っているだけみたいに見えて謎の存在ですよね。それで一番お金もらって偉くてどういうこと!?って思う人が多いと思います。(多分ほとんどの人) でも指揮者はオーケストラには絶対に必要な存在なのです! どれほどに指揮…

コンクールの夏 管打楽器コンクール2016

// 中高生たちは吹奏楽コンクールで盛り上がっていますが、音大生の夏はソロのコンクールです。 今年は日本管打楽器コンクール トランペットの国内の大きなコンクールは3つあります。 日本音楽コンクール 「毎コン」(毎日新聞主催のため)とか「日本音コン…

とっつきにくい”クラシック音楽”の聴き方をわかりやすく説明していく 

クラシック音楽のイメージ 長い 敷居高い =敷居が高い 退屈 長い 何から聴いたらいいのか全然わからない とにかくつまらない みんなそんな感じでまず興味を持たないのだと思います。 学校の授業でよくわからないの曲を何十分も聴かされて嫌いになったという…

Mnozil Brass ドイツの金管の学生全員が好きなブラスアンサンブル

金管アンサンブルとは 音楽には様々な楽器の編成があり ヴォーカル、ギター、ベース、ドラム というのと同じように 金管アンサンブルはトランペット、トロンボーン、ホルン、チューバというのが普通です。 世界一稼いでいる金管アンサンブル Mnozil Brass(ム…

トランペットの歴史 起源は古代に遡る トランペットの成り立ちを徹底解説

ジャズにクラシックに大活躍のトランペットは古代から現代までに様々な変化を遂げて進化してきました。その成り立ちを徹底解説

森でトランペットを吹いていたらプロオケの人に声をかけられた話

ベルリンの公園 ベルリンに住んでいた頃、日曜日は家で楽器を吹いてはいけなかったので(平日吹いてよかっただけで奇跡ですが)よく散歩がてら森まで行って楽器を吹いていました。 シャルロッテンブルク城の裏には広大な庭があってもう完全に森って感じなの…

小澤征爾×ベルリンフィル 聴衆の反応 世界から尊敬を受ける巨匠

見ての通り観客総立ちでブラボーの嵐でした。 2016年4月に聴きに行った時のことを書こうと思います。 // 2016年4月小澤征爾が7年ぶりにベルリンフィルに客演 小澤さんが初めてベルリンフィルと演奏をしたのはちょうど50年前のこと。 そして今回7年ぶり。 小…

ベルリンでモーツァルトのミサのお仕事

教会での演奏会 今日はベルリンの教会での演奏会で吹くお仕事でした。 残念ながら工事中… Matthäuskircheというベルリン南西部のシュテーグリッツという地域のプロテスタント教会。 メインはモーツァルトのハ長調ミサ www.youtube.com バロックピッチ 普通は…

バロックトランペットのマウスピース Egger

※マニアックなお話 昨日に引き続きバロックトランペットのこと。 バロックトランペットとは中世に使われた現代のような装置のついていない「ただの管」のトランペット。 saitomo.hatenablog.com マウスピースというのは唇を当てるところで、楽器ぐらい大事な…

バロックトランペットでブランデンブルク協奏曲2番 

バッハのブランデンブルグ協奏曲第2番 ブランデンブルク協奏曲というのはバッハが作曲した小さな室内楽曲で、これの第二番にはトランペットも登場するのですが とにかく音がむちゃくちゃ高いのです。 金管楽器にとって高い音を吹き続けるのは本当に難しいこ…

【古楽】バロックトランペット専攻の教授Hannes Rux バロックトランペットを勉強できるドイツの音大

ヴュルツブルクのバロックトランペット科 僕は主専攻は普通のトランペットなのですが、副科でバロックトランペットを取っていて本科と同じような感じで結構レッスンを受けています。 ドイツのいくつかの音大(主にブレーメン・トロッシンゲン・フランクフルト…