中高生たちは吹奏楽コンクールで盛り上がっていますが、音大生の夏はソロのコンクールです。
今年は日本管打楽器コンクール
トランペットの国内の大きなコンクールは3つあります。
日本音楽コンクール
「毎コン」(毎日新聞主催のため)とか「日本音コン」とか言われるコンクールで、規模としては最大です。
ピアノ・ヴァイオリン・作曲などは毎年ありますが、トランペット部門は3年に1度。
予選からトッパンホール、本選は東京オペラシティコンサートホールと会場も豪華。
入賞者はみんなオーケストラに入っていて、とても大切なキャリアとなっています。
東京音楽コンクール
比較的新しいコンクールで、他のコンクールとは違い
金管楽器全てで競います。
日本管打楽器コンクール
「管打」と呼ばれる、管楽器と打楽器だけのコンクールで、木管、金管、打楽器で
トランペット部門はこちらも3年に1回です。
日本管打楽器コンクール | JMECPS 公益財団法人日本音楽教育文化振興会
このコンクールがこの夏ありました!
僕も参加してみましたが1次審査でダメでした。厳しい…
そういえば前日に伴奏者と立川のハンバーグ屋さんにいったんですが
そこの店員さんと、音楽やってるんです〜みたいな話をしたら
デザートにサービスでかわいいアイスを出してくれました!
これはうれしかったです(^O^)
ハンバーグ屋に行ったら店員さんに
— 齋藤友亨 Tomoyuki Saito (@tomotrp) August 22, 2016
「楽器やってるんですか?」って話しかけられて
「トランペットです」みたいな話をしたら
サービスでアイスを出してくれた!びっくり! pic.twitter.com/aNA2ClnA9Q
200人を超える参加者
今回は230人近い参加者がいました。他のコンクールと違い、年齢制限が35歳までにったのもあるかも。前回も相当多かったですが!
1次審査で20人に絞られ、本選に残るのはそこからさらに選ばれた5人。
参加者は音大生からフリーランス、プロのオーケストラ奏者までいるので学生コンクールではないので本当にハイレベルな戦い。
予選ではもちろん前提としてミスのない演奏が求められますし、そこからさらに卓越した音楽性が求められます。
どんな時でも100%の演奏ができるというメンタルがほんとうに必要だなと思いました。
それはオリンピックを見ていても思いましたが、そういった大舞台で結果を残すには本番で普段よりももっと力を発揮できるという能力。
僕もドイツの受験の時とかはある意味興奮した、アドレナリンががんがんでた本番を経験したことはありますが毎回とはいきません。
これを毎回そういった精神状態に持っていけるようになれるように研究していきたいと思います。
仲間の活躍
僕は1年間東京音楽大学で勉強してしたので同期はみんな友達です。
その同級生である東京音大大学院の1年の麻生康平くんが3位に入賞しました!
大学の時もよく彼の家に泊めてもらったりよくみんなで練習していた仲間が入賞したのはとてもうれしいです。
それと同時に、自分ももっともっとがんばらないと!と奮い立たせられました。
がんばります!
本選を聴きに国立音大のある玉川上水まで
僕の地元は逗子という神奈川の海辺なので国立音大はものすごく遠い、、、
立川からさらに20分ですからね!
でも本選に残った方々がどんな演奏をするのか聴いておかなきゃいけないとも思いましたし同期の勇姿も見届けなければ!!と思ってがんばっていきました。
本選はどの方も素晴らしく
特に1位で東京音大の先輩である籠谷さんと
2位でこの前のプラハの春国際コンクールに入選した鶴田さんは本当にハイレベル…
同級生の麻生くんの演奏も本当に彼らしい彼にしかできない熱い音楽でした。
すごい!誇らしいです。
みなさん澄んでいてキラキラした美しい音でした。
ドイツにいると、ソロよりもオーケストラのオーディション!という方向に偏りがちですが、ちゃんとソロも勉強してがんばっていきたいと思います!