胸板を厚くしたいと思う男性、
じゃあ筋トレして胸筋つけるか!!
とダンベルや腕立て伏せをしてもなかなか分厚くはならなくて挫折したしたという方が多いはず。
筋肉の厚みを10cm増やすにはとんでもない量のトレーニングと時間が必要になってしまいますが、呼吸のトレーニングをして胸郭を拡張すればもっと早く分厚くなれます。
オペラ歌手がとても胸板が厚いのは筋肉でもただ太っているからでもなく、胸郭が拡張されているからなんですね。それにプラスして筋トレすれば逆三角形になれます!
呼吸のトレーニングで胸板を厚くする
胸板というのは、呼吸器が発達して肋骨が広がっていくとで分厚くなっていきます。
だから胸筋を鍛えまくったとしてもそこまで分厚くすることはできないんですよね。
筋肉だけで分厚くしたとしても横から見ると不自然なものになります。
みぞおちのところには筋肉はつきません
なんか前にロングブレスダイエットみたいなものが流行ってましたよね
僕はトランペットを吹くので元からまあまあ分厚かったんですが、たくさんトレーニングし始めてからかなり分厚くなりました。
胸筋も鍛えましたが、1年で胸囲が10cm増えて100cmになりました。
ということで僕がトレーニングに使った器具をご紹介します。
①ブレスビルダー
こんな道具で、息を吐くとピンポン玉が上がってくるという仕組み。
使い方としては
決して力まず”腹式呼吸”などととりあえずは意識せずに、肋骨が広がるように意識しながらピンポン玉が上がってくるように息を吸い込みます。
思い切りファーっと息を突っ込むのではなく、太くて暖かい息をなるべく一定量で長くだします。
ブレスビルダーは胸郭の拡張が目的
そして吸いきったらそのままピンポン玉を落とさない一定量の息を吐き続けます。
吐き切ったらまたピンポン玉を落とさないように吸います。
初めてやるとクラクラするかもしれません。でもそうなったら正しい。
ピンポン玉を落とさないように20回やります。これを1日2回。
※あくびのように吸ってため息のように吐きます。息を押さない。
②POWERbreathe (パワーブリーズ)
これはスポーツ選手のために作られた呼吸筋を鍛える器具で、息を吸う筋肉を集中的に効率的に鍛えることのできる器具です。
呼吸筋、特に横隔膜は呼吸だけではなく、上半身を安定させ、体をねじる役割を果たします。 アスリートはパワーブリーズで呼気筋肉を45%も強化させています。
パワーブリーズは高機能を小型・軽量なボディに収めることで、大型器具を設置しているジムなどに通うことなく、いつでもどこでも手軽に呼吸能力強化のトレーニングができます。
パワーブリーズの使い方
Step.1
マウスピースを口に含み、出来るだけ長く息を吐き、次に力強く息を吸い込みます。この練習に慣れたら、ノーズクリップを鼻をはさんで準備完了。
Step.2
最初は張力調整ノブを一番下に下げた状態から始め、1日2回30呼吸に慣れたらノブを半回転か1回転上にあげて呼吸への負荷をふやしてください。
Step.3
自分自身の体調と進歩具合に合わせて調整できるので、運動能力のアップとの関係が手に取るように分かります。
最初のうちはマジできついです。
この時、ちゃんと弁が開いて空気が入っていることを確認してください。
負荷が強すぎる場合は息がほんのすこしずつしか吸えません。
これをやると本当に肺活量があがるので、水泳やランニングをするととても効果を感じます。
- 出版社/メーカー: POWER BREATHE(パワーブリーズ)
- メディア: スポーツ用品
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パワーブリーズとブレスビルダーの演奏への効果
このブログでトランペットについて多く語るつもりはないのでそんなに細かい話はしませんが、確実に音が良くなりました。
長く息が続くということはもちろんですが、楽にだせる息の量が増えたので、軽くふけるようになりました。
管楽器の人にはぜったいおすすめ。
でも楽器を吹くときはこれを使う時と同じ勢いで力いっぱい吸わないように注意してください。
「あくびで吸ってため息で吐く。」