バレエ白鳥の湖
今日は白鳥の湖の公演でした。
一番有名で、情景のメロディーは誰もがきいたことのある名曲。
バレエ音楽は踊りの関係で、同じメロディーの繰り返しになりやすく音楽だけ切り取ると退屈に思われることも多いですが
チャイコフスキーは違います。
とても大袈裟で、恥ずかしくなるくらいロマンチックなメロディーが続きます。
白鳥の湖はバレエなしで演奏会でしょっちゅう取り上げられます。
岩田守弘さんがピエロを踊っているボリショイ劇場の映像↓
"Старый" Большой Театр Балет "Лебединое озеро" - YouTube
急なパート変更
先日いきなり椿姫で1stを吹いたのは、突然おじいさんがバックれたからでした。
シベリア劇場研修生活④ 椿姫の公演で突然トップを吹くことに - しべりあげきじょう
しかし今日劇場に行ってみたら
30分前におじいさんがふらっときて
やっぱおれが1stだからお前は2ndダ!
言い出し、1週間練習していた1stからいきなり2ndを吹くことに笑
中学生の頃ユースオーケストラで、1年間Tp1のパートを練習していたのに、本番直前にきた先輩に当然2ndに変えられたのを思い出しますw
その時2ndも吹いていたおかげで初見ではなかったので良かったです
楽譜がこのオーケストラ用に全てin Bに書き直されていたので助かりました。
くるみ割り人形はいつも1アシだったので、劇場に来て2nd を吹いたのは初めてで楽しかったです。
白鳥の湖はガン吹きシーンも多く、ロシア人はめちゃくちゃ音量を出すので下を吹くのはかなり疲れましたがストレス解消というくらいでしたw
このおじいさんにはいつもびっくりさせられることばかりですが、これからは全パート用意しておこうと思います。笑
それからなんとオーケストラにドイツ語を話せる人がいてびっくりしました!
ブリヤートの出身でドイツで5年ほど勉強し卒業してすぐに帰ってきてこの劇場に就職したんだそうです。
やっぱり故郷が一番!
と言っていました。ドイツだとビザを取るのも大変ですし、身を置けるようになるまでとても時間と苦労が必要です。
ロシアでいろんなことを自由にやりたい!と言っていました。
久しぶりにドイツ語話したなあ…。