しべりあげきじょう

ロシア国立ブリヤート歌劇場首席トランペット奏者  齋藤友亨のブログ (旧あうすどいちゅらんと)

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男性が女性に花を贈るロシアのバレンタインデーと「女性の日」「男性の日」

ロシアのバレンタインデー

バレンタインデーは日本では女性が男性にチョコを贈るという特殊なイベントになっていますが、

欧米ではカップルの愛の誓いの日とされていて男性が女性に花を贈るのが一般的です。

 

 

 

ロシアの花事情

ということで家の目の前にある花屋で妻にバラを買いました

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ウランウデは近所の知っているところだけでも4軒も花屋があり、24時間営業の店まであります。

この街で夜中に花を買いに行く人がいるとは全く思えませんがなぜなのでしょう…

 

ちなみにこんな感じのメルヘンな感じのお店

https://www.instagram.com/p/B2bcKaNFO4Q/

今回買ったのは家の側にある小さなお店。

普段はあまり人がいませんが、バレンタインデーは店中にたくさんの予約の花束がありました。

一番多かったのは真紅のバラ30本くらいの大きな花束。

プロポーズするのかというくらいに立派でした。ロシア人はロマンチックな人が多いんですかねえ。

 

でもドイツでも花を贈る男性は多かったような気がします。空港や駅で花束を持って待っている人が結構いました。

 

スーパーでも花が売っているバレンタインデー

ロシアのスーパーは基本的に花が売っていることはまずありませんが、バレンタインデーには一輪のチューリップが売っていました。

 

あとは男性用のシャンプーとシェービングクリームがラッピングされているものおいてあったり。

バレンタインはお互いにプレゼントしあったりもするそうですね。

 

ロシアは2月23日に男性の日、3月8日に女性の日を祝う

ロシアはバレンタインデーからすぐの2月23日に”男性の日”を祝います。

祖国防衛の日とも呼ばれていて正式には男女関係のない祝日らしいですが、

女性から男性にチョコレートなどの贈り物をする日になっています。

 

そして3月8日は女性の日という祝日で、国際婦人デーともいわれたりします。

この祝日は男女平等を求めた女性たちによってソ連時代の1913年に初めて制定されたのだそうです。

ロシア正教は批判的だそうですが、ロシアではとても一般的な祝日として親しまれています。

 

婦人デーの前は花の卸売り相場が50%あがり

5億ドルもの経済効果があるのだとか

 

そう考えるとバレンタインデーよりは「男性の日」と「女性の日」の方を盛大に祝うイメージですね。

 

ちなみに去年研修に来た時、妻はまだ来て1週間ほどだったのに

オーケストラから名前入りのチョコレートとシャンパンをもらいました。

 

男性の日も祝ってもらえるらしいので今年はどんなことをするのか楽しみです。

 

ロシア

 
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