しべりあげきじょう

ロシア国立ブリヤート歌劇場首席トランペット奏者  齋藤友亨のブログ (旧あうすどいちゅらんと)

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【ロシアでおうちごはん】安くておいしいブリヤート牛の赤ワイン煮込み(シチュー風)

こんにちは。

ここウラン・ウデはすでに朝・晩氷点下になり、だんだんと冬本番の厳しい寒さが近づいてきました。

こうなってくると、やはりこっくりと温かいものが食べたくなります。

 

ということで今回は、牛肉の赤ワイン煮込み!

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前にもお伝えした通り、ブリヤートではお肉がおいしく、またとても安く手に入ります。日本では牛肉というと豚・鶏肉に比べて高い印象がありますが、ここではほとんど変わらないどころか、牛の方が安いくらいです。

ロシア(ブリヤート)の物価 肉がとても安くておいしい - しべりあげきじょう

 

材料の種類が多いので一見面倒に思いがちですが、手間はそこまでなくほとんど煮込んでいるだけなので時間に余裕さえあればぜひ作ってみてください!

 

今回は材料のキリがいいので4人分たっぷりと作り、残りはジップロックで冷凍しました!

 

 

 

 

牛の赤ワイン煮込み(シチュー風)のレシピ

〜材料〜(4人分)

・牛肉ブロック…約500g

・たまねぎ…中1つ

・にんじん…1本

・セロリ(あれば)…1本

・マッシュルーム…5〜6こ

・トマト缶またはトマトソース…100g

・ケチャップ…大さじ2

・赤ワイン…600ml

・にんにく…4かけ

・ねぎ…約100g

・生クリーム….あれば適量

 

(下記■のうちあるものすべて※)

■ローリエ…2枚

■生パセリ…約2本

■セロリの葉…約1本分

・塩こしょう…適量

・固形コンソメ…1つ(顆粒なら小さじ2)

・生クリーム…50ml〜60ml

・バター…15g

◆コーンスターチor片栗粉…小さじ2

◆水…小さじ2

※どれもない場合、乾燥パセリを多めにいれてもOK。(生パセリとローリエは確実にシベリアのスーパーでも手に入ります。)

 

〜下準備〜

1.たまねぎ・にんじん・セロリをそれぞれ約2cm角に、ねぎを2cm幅に、にんにくを皮付きのまま縦半分に切っておく

2.牛肉ブロックを大きめに切り分ける(ひと塊80g前後)

3.■をざっくりと刻み使い捨ての空ティーバッグにいれるか、刻まず糸でしばる(ローリエだけの場合はもちろん不要)

 

 

 

〜手順〜

1.フライパンでバターを強火で熱し、牛肉を焼き目がつくまで全面焼いたらいったん取り出す

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2.同じフライパンにたまねぎ・にんじん・セロリ・長ねぎ・にんにくを入れ、たまねぎがほんのり飴色になるまで弱〜中火でしっかり炒める

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3.鍋に焼き色をつけた肉と赤ワイン、トマト缶、ケチャップ、■を入れ、強火でひと煮立ちさせたらあくを取る

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今回もパスタ用に作った冷凍トマトソースを使いました!

【トマトパスタ】冷凍すると便利な万能ポモドーロソースのレシピ - しべりあげきじょう

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落し蓋(アルミホイルでも可能)と鍋の蓋をして弱火で1時間半から2時間じっくり煮込む

 

4.肉をもう一度取り出し、一度煮汁をザルでこす(省略可)

写真↓のように、こして残ったカスはトングやフォークで押して絞るとたくさん煮汁がでます◎

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5.鍋に肉と煮汁をもどし、炒めた野菜とマッシュルーム、コンソメを加え弱火で約40分〜1時間煮る

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6.塩こしょうで味を整えたら火を止め、生クリーム加える

 

〜完成〜

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ブリヤート牛は特有の香り(臭みともいえる)と甘みがあるのですが、このレシピだと気にならないです。赤ワインの酸味が効いていて少し大人の味かもしれません!

時間をかけて煮るのでお肉はとっても柔らかくなります。

余った分は冷凍して後日シチューグラタンに…!これまたおいしい…

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とってもおいしかったのですが、やはり日本で食べるビーフシチューやハヤシライスの味も恋しくなります。。

フォンドボーやデミグラスソース、ウスターソースなどが現地で手に入ればいいのですが…

なくても味を近づけられるよう、もう少し調査・研究してみようと思います!

 

 ロシアでおうちごはん

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