ロシアで自炊生活
料理は基本的に妻が作っていますがパスタとヨーグルトは僕が作っています。
ロシアでは生のトマトがとても安く売っているのですが、トマトのフレーク状の缶詰めは輸入のものしかなくてとても高価なのです。
生のトマトは10個で100ルーブル(170円)ですが、缶は400gで150ルーブルと1.5倍なので、生をきざんだ方が缶詰より安いという日本から考えるととてもおかしな感じです。
ロシアは物価が安い…今日紹介するポモドーロソースはイタリアンの基本となるトマトソースで
パスタにあえてもリゾットにしてもピザにのせてもいい
万能なソースなんです。
そして小分けにして冷凍しておけばレトルトのようにすぐに使えるのも魅力的です。
万能ポモドーロソースのレシピ
ポモドーロの材料 2人前
トマト 生の場合は3個、缶の場合は1缶
ニンニク 2片
オリーブオイル 大さじ2
サラダ油 大さじ1
乾燥バジル 適量
塩 適量(2つまみほど)
ポモドーロの作り方
生トマトの場合はひたすらに細かく刻みます。あまり荒いと煮る時が大変なので水がどんどん出てしまっても構わず刻んでください。
フライパンにオリーブオイルとサラダ油をいれて中火にかけて
細かく刻んだニンニクをいれます。
オリーブオイルとサラダ油を2:1くらいで混ぜると
オリーブオイルの風味はでつつオイリーになり節約になります。
ニンニクを焦がさないように注意しながら炒め
香りが出てきたらトマトを入れます。
塩とバジルも加えます。好みによっては少しだけコンソメを入れてもおいしいです。
トマトを煮立たせてはいけない
ポモドーロソースを作るときに一番気を付けなければいけないのは
トマトを煮立たせないこと
焦がすなんてもってのほかで、ある程度温まったら弱火でじっくりと煮込みます。
思い切り煮立ってしまうとトマトの酸味がとんでしまいますしうまみが全部消えます。
40分ほど弱火で煮込む
僕はいつもトマト10個くらいで8人前ほどいっぺんに作ってしまうので2時間ほど煮込みますが、2人前なら30~40分ほどで良いと思います。
実感としては弱火でかなり長い時間をかけて煮込んだ方がよりおいしくなる気がします。
このくらい水を飛ばして好みでオリーブオイルをたします。
パスタに和える場合でもっとドロリとさせたい場合は小麦粉を少し足してもいいと思います。
ジップロックで小分けにして冷凍保存
このように平たく伸ばして保存すればいつでも食べられるので便利です!大体お玉1杯が1人前くらいですかね。
ポモドーロソースから色んなパスタにアレンジできる
ポモドーロソースは本当にイタリアンの基本になるソースなので
物足りなければここにバターで炒めた鶏肉を和えたり
玉ねぎとひき肉を炒めたところに和えればボロネーゼにできます。
これは何にでも使えるので時間のある時に鍋で煮込んで置くといいです。基本的に放っておくだけなので。
ドイツに留学していたころは毎日のようにこのソースからいろいろアレンジしたパスタを作って生きていましたw
1人暮らしにお勧めな料理本 落合務
このような一工夫やこつでパスタの味は大きく変わります。落合務さんの本を読んでみてください!1人暮らしの男性には特におすすめです