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あうすどいちゅらんと

ドイツの音大でトランペットを勉強中の齋藤友亨のブログ

「日本人は断らない」となめているドイツ人にブチ切れた話。主張しないと負けなドイツ

ゴミのようなプレゼン資料を突如叩きつける常駐のWebマーケッターゴミのようなプレゼン資料を突如叩きつける常駐のWebマーケッター [モデル:カウアン]

Japaner sagt immer "Ja"

「日本人はいつでも"Yes"と言う」

という意味で、これが日本人のイメージ。

 

まだドイツ語よくわからない時

とりあえずその場をしのぐためによくわかっていなくても

Ja,Ja(イエス)と言ってしまうのがよくあること。

 

わかっていないのにハイハイ言っているのは1番嫌がられます。

全然わからないなら全然わからないと言った方がまし。

 

アジア人はNoと言えないというイメージも多いので

嫌なこと押し付けてこようとするやつもいるのです。

 

そういうドイツ人に思い切りブチ切れた話

 

この前レパートリーリハーサルという

演奏会のためではなく、レパートリーの勉強のためにオーケストラの曲を2〜3時間みんなで練習するという授業がありました。


その時ちょっと問題のある大学院生に信じられないことをされました。


数日前に「楽譜を図書館から借りてトランペット部屋に置いておいてもらえる?」

と言われ、1番2番トランペットの両方の楽譜を置いておきました。

 

パートは事前に自分達で希望を出して申し込んでおくスタイルで

彼は1番に、僕は2番に申し込んであったので

僕は2番を練習していました。

 

そして授業当日にトランペット部屋に行ったら

1番の楽譜だけが置いてあり2番がありました。

 

彼と会って

「なんで2番トランペットを持って行ったの?君が1番でしょ?」

と言ったら

「やだ。おれは2番吹くもん」

の一点張りで全く楽譜を返しません。

  

「1番で申し込んだでしょう?僕は2番しか練習してない。それにおれは学部1年で君は院2年生なんだよ?」

 

と穏やかにいっても


「おれは1番吹きたくない。おれは来週卒業試験があるから休憩が必要なんだよ。お前試験ないだろ?お前がこのパート練習してないとかおれにはどうでもいいんだよ」


とか言われ


あまりにも超自分勝手なことを言い出した30歳にあまりにカチンときたので

「1番吹くって申し込んだのお前だろ。そんなこと事前に一言も聞いてなかった。卒試直前にリハーサル入れたのもお前が単位とってなかった無計画のせいだろ。おれが練習してないのはお前にはどうでもいいのかもしれないけどおれには大事なんだよ!!」

と、別に一番吹いてもよかったんですが言いなりになるのがあまりにもムカついたので断固拒否しました。

 

"Scheiße!!(クソ!)"と言いながらかなりごねましたが、結局彼にちゃんと自分のパートを吹かせました。

 

どう考えても彼が悪いのは明白。

 

初めてドイツ人と口喧嘩して、初めて勝ちました。笑

 

みんなで飲んだ時に

このことを全部説明して


「あいつは日本人はみんなYesっていうだけかと思ってる!それに反論しないといけない!」

と言ったら
Tomo,sehr gut gemacht!!(よくやった!!)
ってみんな爆笑してました笑

 

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これの時笑

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彼は問題児(30)で、よくこういうことをみんなにしていたのです。


どんな相手だろうと主張しなかった方が負け

これがドイツのルールであり学んだこと。

 

日本だったら7個上の人に口答えはできません

 

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逆に日本なら7個下の人に1番を吹かせることも絶対ありませんが。笑

 

「ドイツでは〜」って日本で言う人

とは言え、周りに合わせることや協調性を重ん

じる日本で

 

「ドイツでは思ったことどんどん言わないといけないんで〜 」とか

「欧米ではそんなのは〜」

 

とか言う人がいます。

 

僕はそれはただの

欧米かぶれのただ協調性ないだけのヤツ

だと思うのです。

 

ドイツ人はとにかく発言しますが

代替え案無しにとにかく言いたいこと言うだけ

という側面もあるので必ずしもその方がいいとは言えません。

 

日本は良く考えてから意を決して発言する

というスタイルだと思うので

無駄な発言が少なかったり議論がまとまりやすいというメリットもあります。

 

「周りとの和を大切にする、協調性を大事に」

 

というのは日本人の根本的な考え方でありそうやって社会が成り立っていて

こうやって発展してきたわけなので

そのような文化を変えるのは不可能であり

そこをどう批判しようと何も根本的解決にはなりえません。

 

「欧米ではもっとオピニオンをはっきりと持ってサジェスチョンするのが〜」

 

みたいな欧米のマネのにわかなスタイルで日本がさらに発展するとは思えません。

 

 

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結局場に合わせてスタイルを変えられない人が

ヨーロッパにきたからうまくいくというわけではないと思います。

両方の長所と短所を考える 

 

ドイツの長所
・とにかくみんな発言する、意見をいう
・活発か議論になる
・自分の考えを持てる人が多い

 

短所
・言いたいことだけ言うだけの場合がある
・意見がまとまらない
・考えを譲らなすぎる場合がある

 

日本の長所
・予想される反論などきちんと構想を考えてから発言する
・意見があまりぶつからないように配慮しながら発言するため、まとまりやすい
・発言に責任を持つ

 

短所
・発言しにくい
・発言者によって影響力が大きく異なる
・上の言ったことにただ同調するだけの人が増える
・空気を読みすぎて鋭い意見が言えない

 

僕はだいたいこのような違いがあると思います。

 

 

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意見をどう通すかを国ごとに合わせるべき

ドイツではとにかく思ったことをどんどん発言しなければ無能と思われるので

立場も気にしないでいくらでも発言できます。

 

ですが日本では無闇に自分の意見ばかりを通そうと発言しても相手にされません。

 

ドイツで日本のスタイル

日本でドイツのスタイル

をしても結局はだめなんです。

 

だから日本人が欧米のマネをしたところでいい結果を生むとは思えませんし

ましてや「欧米では〜」なんてやるのは最悪。

 

日本にいる時は

・周りに気を遣いつつ

・協調性を保てる言い回しで

・相手を納得させられるような対案を立てた上で

意見する必要があります。

 

大事なことは、いる国によって主張の仕方を変え

「どんな意見の仕方が1番相手を納得させられるか」

ということを1番に考え柔軟に対応していくことだと思います。

 

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