Tway航空の韓国経由ウランウデ行きが突然のキャンセル
ロシア出発の2日前、東京のビザセンターに向かっている途中でKiwiという旅行会社から1通のメール。
そこには英語で
「ご予約の仁川空港→ウランウデはキャンセルになりました。払い戻しを希望される場合は事務手数料の20ドルがかかります。または無料でイルクーツク行きの飛行機への振り替えもいたします。」
と書いてありました。
まずなんで2日前にキャンセル!?
キャンセルの理由の明記もなし!?
なんでそっちの都合でキャンセルなのに払い戻しに手数料かかる!?
イルクーツクってウランウデから500㎞離れてるんですけど!?
イルクーツクはバイカル湖の向こう側の街で、地図で見ると
「湖こえたらすぐやん」って感じに見えるのですが
この湖の大きさは九州とほぼ同じです
陸路だとグルっとまわるので
羽田空港に着くはずが新潟に着いちゃったみたいな感じです
シベリア横断鉄道で行くと8時間かかり、乗り方もわからないので飛行機を自分でとるしかありませんでした。これで8000円捨てる羽目になりました。
イルクーツク行きが翌日の夕方
そして最悪なことに、その振替になった飛行機が翌日の18時発。
羽田を5日の21時に出発し23時に韓国に到着。そこから6日18時までの19時間のトランジット。さすがに空港で19時間座っていられないのでホテルをとりました。
Incheon Airport Hotel
一泊2人で朝食付きで5500円だったのでいいかと思ったのですが、送迎のシステムがとてもめんどくさかったです。
到着したらフロントに電話して3階の○○番ゲートで車を待ってください、国際電話ができない場合は空港のフロントで電話を借りてください。
とメールにあった通りに1階のインフォメーションで電話をかけ、「5分後にいくのでゲートで待っていてください」と言われてゲートを探しました。
しかしエレベーターで3階に着いたはずなのにいくら歩いてもゲートがみあたらず、別のエレベーターにのったらなんとそこは2階。。。
階ごとにゲート番号が違うので随分歩き、15分くらいかけてやっとゲートに到着しましたが送迎の車は来ていませんでした。
20分ほど待っても来ないので、もう一度ホテルに電話をかけ「さっき電話した齋藤ですが、20分くらい待っているのですが車が来ません」と言ったら
フロントの人が電話を外し誰かを怒鳴りつける声が。
電話を代わった人が僕に
「おれはずっと待ってたのにあんたちが来ないから一度ホテルに戻ってきたんだよ!!3階だぞわかるか!?もう一回行ってやるから15分待ってろ!!」
とものすごい剣幕でキレられました。
全く迷わずに一階からゲートまで行ける人そんなにいないだろうし、電話をかけてから15分しかたってないのに、しかも客なのにここまで怒鳴られて最悪な気分になりました。
そして運転手が到着するや否や電話で言っていたことと同じ内容でぶちぎれられました。
こっちまでキレても仕方がないので、「1階のインフォメーションから3階に来るのに少し迷って時間がかかってしまいました。2度も来させてしまってごめんなさい。」と話したら
「そうんなんですか!それならいいです!」
と突然納得し親切になりましたw
ちょっと意味が分かりません…
ホテルは繁華街の中にあり、これ完全に元々ラブホでしょw
って感じ笑
翌日は18時まで時間を潰さなければいけなかったので昼までだらだらと休んでから空港へ。
仁川空港のフードコート
仁川空港はとても清潔な感じで、飲食店も韓国料理の店がたくさんありました。
そこで懐かしのビビンバとキムチを食べました。ドイツで勉強していたころのクラスの韓国人の友達が韓国レストランでバイトしていたのでよく食べていました。
食べてからはカフェスペースでずーーっと時間を潰しようやく搭乗。
イルクーツク行きの搭乗人数
搭乗時間になっても全く人が並んでおらず、
「え?乗客おれらだけ?」と少しビビっていたんですが後から少しずつロシア人が乗ってきました。
最終的に、300人乗りの飛行機で乗客は20人ほどw
添乗員と乗客の人数に大差がないという珍しい経験をしました。
その時
「これは下手したら仁川→ウランウデの乗客がうちの夫婦しかいなかったから欠航になったのでは…」という疑惑も頭をよぎりました
格安航空のTwayから大韓航空にかわったのはちょっとうれしかったですが本当にひどい
ゴビ砂漠
イルクーツクのホテル Aero Hotel
イルクーツクを5時にでる飛行機だったのでここでも一泊しなければいけませんでした。
イルクーツクのすぐそばのホテルということでAero Hotelというところに泊まりました。本当に空港を出てすぐのところで、とても清潔なホテル。ここは2人で5900円でした。トイレとシャワーがもう一部屋と共同でしたが相手が不在だったので貸し切り。
ロシアでWi-Fiを使うには電話番号が必要
ただ一つ問題だったのは、ロシアは空港でもホテルでもWi-Fiを使うのに電話番号の認証が必要だったので、日本のSIMも置いてきていてロシアのSIMを持っていない場合はWi-Fiが使えません…
これはとても不安でストレスなのでロシア旅行される方はポケットWi-Fiを持ってきたほうがいいです。イルクーツクだと夜だったからかSIMの販売もありませんでした。
ようやく無事にウランウデに到着
こうして 距離じゃないのに2日もかけてウランウデに到着し、その日には兄が探してくれていた部屋に住み始めることができました。そして翌日からさっそくリハーサルが始まったのでした。w
2月に行った時にもモンゴルでひどい目にあったし、ドイツへ行ったときにはロストバゲージしたのでここの飛行機でまともな旅を一度もしていません。
ブログ新体制
ブログ名も「ドイツから」という意味だった、あうすどいちゅらんとから「しべりあげきじょう」に変更して(タイトルのゆるさだけは残した)、これからはロシアでの生活をたくさん書いていってみようとおもいます。
ロシアに特化したブログにしたほうがいいのかなーとか
Wordpressにしたほうがいいのかなーとか色々と悩んではいたのですが、せっかく読者さまも1000人を超えていて、あくまでも「齋藤友亨のブログ」ということでこのまま続けていくことにしました。
やはりドイツでの生活があってこその今のロシアでの生活があるわけなので、過去のドイツのことも、今のロシアのこともぜひ読んでいただけたらなと思います。