しべりあげきじょう

ロシア国立ブリヤート歌劇場首席トランペット奏者  齋藤友亨のブログ (旧あうすどいちゅらんと)

【劇場生活】オペラのガラコンサートは8割が休み

 

そういえば全然劇場での仕事について書いていないので、「シベリア劇場生活」ということで本番があった日はそれについて書いていこうと思います。

 

9月はオペラ週間

僕たちが到着してすぐに、9月中旬に催されていた「オペラ週間」のリハーサルでした。

 

リゴレット、カルメン、仮面舞踏会、トスカ、オペラのガラコンサートがあり、毎日そのリハーサルでした。

何も仕事内容を伝えられてなくて楽譜も渡されていなかったので大変でしたが、リゴレットとカルメン

 

バレエ「タリスマン 」

終わったら1週間ほど休みで、9月末と10月にタリスマンという全幕バレエの公演がありました。

 

タリスマンはコンクールや発表会でヴァリエーションはよく踊られますが、全幕で上演されることは滅多にない演目です。

日本ではまずないでしょう。

YouTubeに劇場の初演の時の映像があります。

YouTube

*僕が働き出す前です

 

これはフランスの作曲家ドリーブの作品で金管の編成がホルン2、トロンボーン1

トランペット1

なんです。

普通2〜3本いるのですが1本なので

ソロばかりのとても重要なパートです。

 

パキスタンが舞台ですが、音楽は基本的にフランスロマンの優雅な感じでバレエも色んな場面があっておもしろいです。

あまり劇的なストーリーではありますが、とてもバレエらしいというかほのぼのと観られる感じ。

 

楽団員は空席があればバルコニー席なら無料で観劇できるので観てきました。

演奏するか仕事が休みならバレエやオペラを観る生活は本当に恵まれていると心から思います。

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衣装がきれい。

 

オペラガラコンサート

そして昨日はオペラのガラコンサートの本番でした。

 

結構強行なスケジュールで何の曲をやるかは事前に知らされることなく

 

10時に楽譜が配られリハーサル開始。13時まで

 

・17時本番

 

という楽譜を初めてみた5時間後に本番でした笑

 

まあどれもオペラの抜粋なので、ほとんどの方々は曲を知っているので問題はなく…

僕は初見だったので結構ひやひやしましたが大丈夫でした

 

なぜなら

 

オペラのトランペットほぼ休み問題

トランペットがあったのは20曲中8曲だけ

そしてトランペットがある曲もこんな感じ↓

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2音のみww

ちなみにこの曲はとても有名なオペラですが何でしょう?わかったらすごい笑

 

次の曲は3音ありました。笑

 

とにかく休みばかりで、1番吹いたのはフィガロの結婚とコジファントゥッテでしょうか。

 

こちらはドとミとソのみw

 

オペラはトランペット大活躍のものももちろんたくさんありますが、ガラコンサートだと基本的に伴奏なので歌をかき消すようなトランペットの出番は少ないのです。笑

 

休みばかりでもギャラは同じ

これほど休みばかりで出番がなくてもギャラは同じなのでまあいいです。ちなみに出番が2曲くらいの3rdトランペットの人も同じ笑

うちの劇場は固定給と別に公演ごとにギャラが出る仕組みになっているんですね

 

初めて仕事のことを書きましたが、これからも劇場のリアルな生活をお伝えできるような記事を書いていきたいと思います。

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