ロシアのアルコール消費量が15年で40%減ったらしい
とか
消費量はドイツやフランスより少ないらしい
若者のウォッカ離れが進んでいる
とか聞いていたんですが、実際住んでいると
今までがどんだけ飲んでたんや!?
という感じです。みんなめっちゃ飲んでます。
消費量は少なくても
ビール1Lとウォッカ1Lじゃ全然違います
ロシア人の酒の飲み方
ロシアの飲み方は非常にシンプルです。
①ショットグラスになみなみとウォッカを注ぐ
↓
②〜に乾杯!と言って一気飲み
↓
③ジュースを飲み胃の中で割る
↓
話が盛り上がると①に戻るをエンドレスループ
ショットグラスとは言ってもなみなみと注ぐと結構な量になるのでかなりしんどいです。
ウォッカはゆっくり飲むと逆に酔ってしまうから一気にいかないといけない
とロシア人は言います。確かにウォッカをストレートでチビチビ飲むのはもっと辛いw 苦行でしかありません笑
ロシア人の「ちょっと飲もうぜ」の量
ロシア人から喉をツンツンと指差されて、
「飲もうぜ」
と言われたらビール1本くらいちょっと飲むか〜ではありません。
ウォッカ1本です。
3人で飲む場合はウォッカの700mlの瓶を2〜3本買います。
基本1人1本…
2月に劇場に研修にきて、伝説のトランペッターであるドクシツェルの弟子でロシア功労芸術家の元首席のおじいさんに歓迎された時
74歳のおじいさんとウォッカ1本半飲みました。笑
昼の12時から楽屋でw
普通に練習に来た他のトランペット奏者にも1杯飲ませていました
その人普通にそのまま練習してましたが笑
ロシア人は日常的には飲まないらしい
ロシア人は飲み会の時は狂ったような飲み方をしますが、日常的に晩酌のような感じで飲む人は少ないそうです。(まともな人は)
あと女性はウォッカは基本的には飲んでないとおもいます。
ただ「あなたの周りにアルコール依存症の人はいますか?」というアンケートで
37%が「いる」
と答えたんだそうです笑
Voda=水 Vodka=ウォッカ
ウォッカと水が1文字違いなのは何かの偶然なのだろうか…
と思っていたのですが、やはり関係があるそうで
ウォッカには「命の水」という意味があるのだそうです。
ウォッカで平均寿命短すぎ問題
ロシア人男性の平均寿命は今も60代後半と言われていて、早死になのはウォッカの飲み過ぎが原因と言われています。
それで今はプーチンがウォッカの量を減らそうと
夜22時以降のウォッカの販売禁止
広告の制限
増税
など色々やって少しずつ効果はでてるのだとか…
ゴルバチョフがウォッカ禁止にしたとき
ソ連時代のロシアでは当時もウォッカでのアル中が問題になっていたので
当時の大統領ゴルバチョフは
ウォッカの販売禁止
というかなり大胆なことをしました。
ドイツではビールへの税金が1円上がるとなったら暴動が起きたそうですが、ソ連の人々も猛反対。
そして街中のスーパーで砂糖が売り切れたそうです。
みんな砂糖からウォッカを密造したのです
結局むしろウォッカの消費量がもっと増えてしまい、ゴルバチョフの支持率はダダ下がりしたのだそうです。笑
ロシアのスーパーでのウォッカの品ぞろえは豊富すぎる
「すみませんウォッカはどれですか?」
— 齋藤友亨 Tomoyuki Saito (@tomotrp) 2019年2月18日
「この棚全部です」#おそロシア pic.twitter.com/Tbu5w5Drdx
ロシアのスーパーはドイツ並みにお酒売り場が広いのですが、中でも群を抜いてたくさんの種類があるのはやはりウォッカ。笑
ワインやビールよりもずっとたくさんの種類がおいてあります。もはや味に違いがあるとは思えませんが。笑
日本でコニャックと呼ばれるブランデーも好んで飲まれるのでそれも結構置いてあります。
ロシアに遊びに来たらぜひ色んなウォッカを飲み比べてみてくださいw