バンドネオンとは?
こういうボタンのたくさんついているアコーディオンのような楽器です。
バンドネオンは1800年代にドイツで野外でのパイプオルガンの代用として発明されたものです。
それがアルゼンチンに渡りタンゴなどの音楽で使われるようになりました。
鍵盤はなく全部ボタンで、音列は全くのバラバラ。
しかも伸ばす時と縮める時で違う音がでますw
これ全部暗記するしかないらしいです。本当に恐ろしい…
音域はほぼ5オクターブ。
タンゴって言うとピアソラの”リベルタンゴ”が代表的。
基本的にこういう系の音楽です。
日本では演奏する方は多くはなく、中々聴けません。
逗子で平田耕治さんのコンサート
僕の地元の神奈川県の逗子にあるなぎさホールでコンサートがあったのでせっかくなので聴いてきました。
プロフィール
横浜市出身。逗子開成中・高等学校卒業。洗足学園音楽大学・音楽音響デザインコース・作曲専攻卒業。
13歳でバンドネオンを始める。16歳で単身ブエノスアイレスに渡り、故カルロス・ラサリ氏宅に住込みで師事。翌年からネストル・マルコーニ氏、他にも併せて師事。その後、 日本では岡本昭氏、西塔祐三氏など日本の往年のマエストロに薫陶を受ける。
2005年、秋山和慶氏の指揮により洗足学園前田ホールにて「ピアソラ作曲:バンドネオン協奏曲」を演奏。2009年、ブエノスアイレス市立エスクエラ・デ・タンゴを卒業これまでに、フランス、カナダ、ウルグアイ、韓国、シンガポール、タイ、中国などでも演奏。
アルゼンチンで結成した【CAMBAtango】は、2009年、2011年、2013年、2015年に日本ツアーを開催。2010年アルゼンチン外務省派遣グループとして動員15万人を超すポルトガルのフェスティバル「フェスタ・ド・アバンテ」に出演。2014年9月外国人としては異例の2度目のアルゼンチン外務省の後援を受けニューヨーク公演。
2015年NHKFM「リサイタルノヴァ」出演、2016年アルゼンチン・ロサリオでの音楽フェスティバルにゲスト出演。その他テレビ、ラジオ、新聞などメディアにも出演多数。
国内でも著名バレエダンサー、歌手、タレントのサポートなど様々なフィールドで活動中。日本のみならず、海外からも注目を集めている期待のバンドネオン奏者である。
平田さんは逗子の学校出身なのです!地元なのでとても親近感があります。
若い頃から海外アルゼンチンに度々渡っていたことも共感できることが多いです。
今回はダンス付き
エンリケ&カロリーナというアルゼンチンのブエノスアイレス出身のお二人。
本当にキレッキレでした!
いやあすごい。セクシーでかっこよかったです。
ちなみにこのお2人、2009年のダイハツタントのCMがきっかけで組むようになったんだそうです。
ちなみにこの脚だけの出演らしいですw
そして平田さんは水嶋ヒロにバンドネオンを弾いているふりを教えにいくという仕事だったそうで、それがきっかけで共演するようになったそうです。
演奏会のプログラム
短い曲をたくさん演奏されていて、疲れることなく聴くことができました。
基本的には全部リベルタンゴのようなラテン系の曲でしたが、トトロの風の通り道はすごく新鮮な響きで楽しかったです。
色んなジャンルの音楽をたくさん聴いて音楽性を高めていきたいと思います!
日本ではなかなか馴染みのないバンドネオン、みなさんも機会があったら聴いてみてください。
✳︎ amazonで買えるらしいですとか書きましたが、あれはアコーディオンでした^_^;
すみません