ロシアのヨーグルト事情
ロシアでは基本的にヨーロッパのものはなんでも買えるのでダノンビオなども売っています。
他にもロシアのヨーグルトだったり、たくさんの種類が売っていますが
ダノンビオは高い…
日本で買うのと同じくらいの値段ではあるのですが、物価を考えると他の安いロシアのヨーグルトよりずっと高いのでちょっと。
ロシアのヨーグルトはパッケージ的にあまりおいしそうではないものばかりのなと、甘すぎることが多いんですね。
あと割と乳製品が高いかなという感じがします。バターとか。
ドイツよりずっと物価や賃金が安いはずなのに、スーパーで買う食料品はドイツと同じくらいの価格。まあドイツが安すぎるのかもしれません。笑
【海外】食品や生活必需品は安いドイツの物価 - しべりあげきじょう
こちらのブログにロシアの飲むヨーグルトについて詳しく書かれていました!
ロシアの飲むヨーグルトを飲み比べてみた! | ロシア人彼女と日本人彼氏の遠距離恋愛ブログ
カスピ海ヨーグルトを増やし続ける
カスピ海ヨーグルトというのはグルジアの地方のヨーグルトで、酸味少なくとろりと粘り気があります。
そして健康にも非常にいいということで以前流行していました。
僕が作っているのはこんなかんじ
カスピ海ヨーグルトの健康効果
カスピ海ヨーグルトには様々健康効果があるそうで
整腸効果
排便状況の改善
ビフィズス菌を増やす
大腸炎の症状を緩和
美肌効果
ストレスによる皮膚機能の低下を抑える
アトピー性皮膚炎の症状を緩和
生活習慣病への効果
食後の血糖値の上昇をゆるやかにする
中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増加させる
その他の効果
花粉症の症状の緩和
免疫力を高める
とても健康にいいんですね。
カスピ海ヨーグルトは牛乳でふやせる
カスピ海ヨーグルトは味もさっぱりしていてヨーグルトがあまり好きではない人にも食べやすく、自分でジャムやはちみつをいれて味を整えられるので良いです。
そして何より素晴らしいのは、自宅で簡単に培養できることです!
作り方はいたって簡単で、消毒した清潔な容器に種菌と牛乳をいれて室内で1日放置しておくだけ。
20度から30度で発酵するのでヨーグルトメーカーを使う必要がないのもいいです。
そして何より素晴らしいのは
そのヨーグルトを牛乳にいれると、その牛乳が全てヨーグルトに変わる
ということ。
それで作ったヨーグルトをまた牛乳にいれて放置してもそれもヨーグルトになります。
無限増殖ですね…。種を継ぎ足していくと次第に雑菌などが増えてしまうので2か月くらいが限度のようです。
それでもとても安上がりです!ロシアは牛乳高くないのでさらにいいです。
ロシアでカスピ海ヨーグルトを作る場合は6.0%で
ヨーグルトを作るには成分無調整の、なるべく脂肪分が高いものを選んだ方がよいのですが
ロシアにはなんと6.0%の牛乳が売っています。笑
6.0%の牛乳って初めて見た笑 pic.twitter.com/CRUhcyWDuy
— 齋藤友亨 Tomoyuki Saito (@tomotrp) September 19, 2019
試しにこれで作ってみたら売っているものと変わらないくらいにねばっねばになりました!!
かなり濃厚になるのでロシア在住の方にはおすすめです。というかブリヤート以外にも売ってますよねたぶん…。
ヨーグルトは暖房の横に置いておくとすぐに発酵する
カスピ海ヨーグルトは30度くらいが一番いいらしいので、暖房の側に置いておくとちょうどいい温度になるようです。ドイツで言うハイツング、ロシアで言うとアタプリェーニエ。セントラルヒーリングですね。
種菌から作る場合は1日くらいかかりますが、ヨーグルトから作る場合ば4時間くらいでできちゃいます。
とても簡単で経済的でおいしくて健康的なカスピ海ヨーグルト、おすすめです!