トランペット奏者 齋藤友亨のブログ

ロシア国立ブリヤート歌劇場首席トランペット奏者  齋藤友亨のブログ (旧あうすどいちゅらんと)

2019年夏の日本での演奏活動

7/25 お寺でのコンサート

時系列順に書いていくと、帰国してからすぐに藤沢の片瀬という江ノ島の近くの本蓮寺で小さなコンサートに出演させていただきました。

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とてもきれいで日本の美学が感じられるところでした。

 

「遊園地」がテーマということで回転木馬やパイレーツオブカリビアンをみんなで演奏したり、1人ずつソロも演奏しました。

僕はインディジョーンズのレイダースマーチを打楽器とピアノとの3重奏で。レイダースマーチはトランペットを始めた頃に知っていた数少ないメロディーで、中学生の頃に吹いて遊んでいたのが懐かしいです。

 

お客さんにも喜んでいただけてよかったです。

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8/12 Ensemble Classica Zushi

3回目になった自主公演で今回はバレエダンサーの兄をゲストに招きました。

 

www.tomotrp.com

 

 

8/17 Percussion Tree in くうねるはうす

ECZでも共演した、percussion treeの演奏会にゲストで出演させていただき2曲演奏しました。

場所は鎌倉にある「くうねるはうす」という個人の別荘で、逗子が誇る建築家の佐藤浩平先生が設計されたとてもおしゃれなお家です。

去年テレビからも取材されたりしていました。

 

僕はフリューゲルホルンで新世界の「家路」で有名なメロディーをマリンバと、

カホンとマリンバと一緒にリベルタンゴを演奏しました。

ちなみにリベルタンゴはこのアコーディオンの方の演奏が素晴らしいのでおすすめです

YouTube

 

2回公演で両方とも満席で大盛況でした。

打楽器アンサンブルならではの様々な楽器を使っての演奏、3人が作り出す世界観が本当に素晴らしいのでもっと多くの人に聴いてもらいたいと心から思います。

 

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8/23 鎌倉山インターナショナルスクール 

高校生の頃ソルフェージュを教えていただいたり伴奏をしていただいていた、作曲家の徳永先生と鎌倉山インターナショナルスクールのサマースクールで演奏させていただきました。

 

日本で子ども達に間近で演奏するというのは初めてだったのですが、みんなとても元気でトランペットに興味津々でうれしくなりました。

ヘンデルの水上の音楽、ネルーダの協奏曲と、バリトンのイギリス人の方と一緒にメサイアを演奏しました。

 

子ども相手のコンサートはアニメの曲や童謡のようなものをやるイメージもありますが、「ちゃんとしたクラシックを聴いてもらう」というテーマだったのが良かったと思います。

 

子どもにこそ本気のものを聴かせてあげるべきで、子ども扱いは良くないかと。

 

トランペットの説明として、色んな管で音を出したりしたらみんな大はしゃぎ。こういうことがトランペットに興味をもつきっかけになったらいいなと思います。

とても素敵なお仕事をさせていただきました。

 

 

日本での活動

やはり日本で演奏するのは違った楽しみがあります。お客さんもみんな日本人ですし、向けられる目が温かいというかやはりリラックスできているなと。

すぐにドイツへ行ってしまったので日本での演奏機会は少ないと思っていましたが、段々と増えてきたのも嬉しいです。

 

また、今年は見ず知らずの方からTwitterで連絡をいただいてレッスンする機会がありました。

 

逗子まで来ていただくか、交通費をいただけたらどこでも行くので興味のある方はぜひご連絡ください。次回の帰国は2020年7月ですが…

 

本当に沢山のことを学んできたので教えることに僕自身とても興味があります。どんどんやりたいです!

 

ロシアにきてまた毎日色んなことを学んでいます。

 

 

齋藤友亨