しべりあげきじょう

ロシア国立ブリヤート歌劇場首席トランペット奏者  齋藤友亨のブログ (旧あうすどいちゅらんと)

しべりあげきじょう

【留学生活記】ドイツの音大の新学期演奏会

新入生歓迎演奏会?

ドイツの大学は入学式とか卒業式もないし、新入生といってもそんなにたくさん入って来るわけではないので、あんまり歓迎ー!みたいな雰囲気はありません。

 

ですが毎年冬学期が始まるこの時期は"Öffnungs konzert"というまあ"新学期の始まり演奏会"的なものがあります。

 

 

今回は僕も演奏することになりました。

先々週は金管アンサンブルの演奏会もありました。

 

 

10月27日に本番で、リハーサルは2回。

昨日が1回目でした。

 

改装が終わった大ホール

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休憩中に校内のカフェテリアにみんな集結。

なんかうまい具合にブレて顔が隠れてるw

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木管の耳を保護

ファゴット横のトロンボーンの前というセッティング。翌日一列に変更になりました

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というわけて金管と前のはファゴットとクラリネット距離が近すぎて耳を破壊してしまうということで

耳を音から守るものを間に置いて対応。

音吸われる…

 

耳栓をしたりもするんですが、やっぱり演奏には良くないので遮音という形になりました。

 

吹いてるこっちは大してうるさくありませんが木管の方々は悲惨です… かわいそう….

 

演奏会の曲目

今回の曲目は

ワーグナー作曲のローエングリンから3幕の前奏曲と、ベルリオーズ作曲の海賊という小さいもの二曲。

 

ワーグナーはトロンボーンとチューバが張り切る曲。

 

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こっちはベルリオーズ

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 元気な曲たちで楽しみです~

 

 

ネイティブ同士の会話もわかるようになった

リハーサルの後はクラスメイトの寮のベランダでビール飲みました。 

色んなことをばーーっと話していましたが、ふと気づくと

「あれ、言ってること全部理解しとるやん…!」

と気づきました。今までは1対1ならわからないところは聞けるし大丈夫だったんですが、ドイツ人同士でぶわーーーっとしゃべってる時は全然理解できないことがおおかったです。

でもスラングも若者言葉もずいぶん覚えたのでわかることが増えてきたみたいです。

 

 

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韓国人のまだこっちに住み始めたばかりの新入生にも

「ともは最初は話についていけてなかったけど、たくさん一緒に飲みに行ってパーティーにも行ってそれでドイツ語がうまくなったんだ。だから君もたくさんそういう機会を持つといいと思う!」みたい言ってました。

 

やっぱりドイツ人と話すのが一番ですね!

 

 

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ドイツ人はセルフィーとかしないので

「ほんとアジア人って写真好きだなww」って言われて恥ずかしかったですが新学期ということでとっときました。笑

 

 

最近のヴュルツブルク。

紅葉がグラデーションになっていてきれいです。季節の移り変わり。

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齋藤友亨