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あうすどいちゅらんと

ドイツの音大でトランペットを勉強中の齋藤友亨のブログ

森でトランペットを吹いていたらプロオケの人に声をかけられた話

ドイツ ドイツ-学生生活 おすすめ

ベルリンの公園

ベルリンに住んでいた頃、日曜日は家で楽器を吹いてはいけなかったので(平日吹いてよかっただけで奇跡ですが)
よく散歩がてら森まで行って楽器を吹いていました。
 
シャルロッテンブルク城の裏には広大な庭があって
もう完全に森って感じなのです。
 

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ちょっとメルヘンなその森のずっと奥まで行くと小さなスペースがあり
あまり人通りが多いわけではないのでよくそこで練習していました。
 
 ジョギングしている人が多かったのでたまに人が通りかかり
立ち止まって聞いてくれたり
声をかけてくれたりなんてことがあって結構楽しんでしました。

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一人の男性

 
ある時ハイドンのトランペット協奏曲を練習していたら
大柄なドイツ人男性が駆け寄ってきて
 
「良い音してるね君!」
 
と声をかけられ、こういう言われ方はちょっと珍しいと思いましたが
 
「どうもどうも。この曲知ってるんですか?」
 
と聞いたら
 
「もちろん!僕はDSO(ベルリンドイツ交響楽団)のトランぺッターだからね!」
 
と言われてめちゃくちゃびっくりww
 

www.youtube.com

ハイドンの協奏曲はオーディションで必ず演奏する曲なので

その演奏を披露したのはちょっと恐縮でした。笑

 

立ち止まって1楽章が終わるまで聞いてくれていました。

 

ドイツで20人を超える先生に演奏を聴いてもらいに行ったりしましたが

こっちから出向かずに聴いてもらえたのは初めて笑

 

光栄なことに興味を持っていただけたようで

少し立ち話をしました。

 

「どこから来たの?オーケストラのオーディション?」

いやいやこれから大学受験なんですと言ったら

 

「僕も数年前までベルリン音大で教えていたんだけどやめちゃったんだよなあ。そ残念!」

 

「高音が美しくていいね!受験がんばって!」

 

とエールをくださりそのまま颯爽と走り去っていかれました。

 

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誰が聴いてくれているかわからない

ベルリンはとても音楽家の多い街なので

そこらへんで演奏していて音楽家が聴いているという可能性は結構高かったりします。

森の中でプロオケの人に会うくらい笑

 

家で練習していたら

前に住んでいたところはその建物の中にあるコインランドリースペースで練習ができて

そこで練習していたら来客が。

 

苦情かなーと思ったら

「私はこの近くの教会のオルガにストです。近くを通りかかったらいいトランペットが聴こえたので立ち寄りました。私の教会で今度一緒に演奏しませんか?」

 

とお誘いをいただいて、そのオルガニストのご友人と僕の友人で

日曜日の礼拝でみんなで演奏しました。

 

ビールおごってもらいました。笑

 

そうしたらそのご友人がその後

クリスマスマーケットで金管五重奏を演奏するお仕事をくれました。

 

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ドイツならではだなーってことが多くておもしろいです。

 

これからも人との出会いを大切にしながらがんばっていきます!