首都だけど自然がいっぱいな街ベルリン
ベルリンはドイツの首都で現代的なビルの立ち並ぶ大都会ですが、自然も豊かで特に湖がたくさんあります。
ドイツは日本と違い州ごとに力を持っている連邦共和国で地方分権なので、東京のように全てが一つに集まっているという感じではありません。
東京と比べるとそこまで都会に感じませんし少しだけ郊外に行けば壮大な自然が広がっています。
というわけでおすすめの公園や湖をご紹介します。
Wannsee(ヴァン湖)
定番の湖で、ベルリンで一番有名で大きい湖で、岸ではボートを借りて乗ることもできます。
ベルリンの南西部、Steglitz地区のZellendorf付近でその地域は高級住宅街で治安も良く美しいところです。
夏は泳ぐ人もたくさんいますが、日焼けのためにビキニで寝っ転がってる人もいます。
釣りをしている人や走っている人など、すごく平穏な時間が流れています。
天気がいい日にいくのはおすすめです。
夏はビールを買ってきてベンチで飲んでる人がたくさんいます。
日焼け
日焼けに関してもドイツの価値観は日本と結構違います。
日本の女性は焼きたくない!という人が多いしみんな日焼け止めを塗っていますがドイツでは焼かないために塗っている人は見たことがありません。
まあドイツは昔はもっと紫外線量も少なかったわけなので、みんな日光浴好きだし身体にいいと思っています。
ただ一番は、
夏が終わったのに真っ白だったら全然外に出てなかったみたいで根暗かと思われるから恥ずかしい!
のだそうです。
みんな真っ白な肌に素焼きしてしまうから歳をとってからあんなにシミやそばかすやしわなど肌がボロボロになってしまうわけですね。
肌を真っ赤っかにしてるのを見るとなかなか痛々しいですが…
日本では紫外線は肌にも健康にもよくないという認識ですが、例えば日本に留学に来たヨーロッパ人達はそこら辺の価値観は変わるのか気になります。
まあ日本の暑さは想像を超えるものだと思うので外に出る気を失うかもしれませんが。笑
Schlachtensee(シュラハテン湖)
Wannseeのすぐ近くにある湖で、規模は小さいですがそれでも十分な大きさ。
ここもボートを借りることなんかも出来ます。
一周するのにはかなりの時間が必要ですが、お散歩している人がたくさんいます。
ただこの狭い道を何を考えているのか自転車集団でくる人達がいて少し危険です。
混んでいない平日に行くのがおすすめ。
Schloßcharlottenburg(シャルロッテンブルク城)
ここはお城ですが、宮庭の奥にある森はシュプレー川とつながっいて湖があります。
すごく豊かな自然。
以前この近所に住んでいたので毎日のように散歩していたところで、とても懐かしいです。
Lietzensee(リーツェン湖)
ここはシャルロッテンブルク城の近くで、僕の住んでいたところからすぐ近くでした。
目の前にスーパーがあり、ここでビールを買って湖畔で飲むというのをよくやっていました。
紹介したほかの湖と比べれば小さいですが、この公園の景色は素晴らしくて散歩で一周回るのにちょうどいいのでおすすめ。
よく落ち込んでいたり考え事をするときはここにきて芝生に転がってぼーっとしてカモと遊んだりしてリフレッシュしていました。
新鮮な空気に触れてゆっくりとすることがストレス対策に大事でした。
色んなものが交わる街
少し歩けばこのような自然も街中にあると思えば、平気でドラッグを売ってる人がうじゃうじゃいる地区、クラブが乱立しているところ、ゲイバーばかりが立ち並ぶところ、
日本も同じかもしれませんが、ベルリンは本当に色んな顔を持った街です。
中心部の狭い中でも色んなキャラクターがあって、東部と西部では未だに雰囲気が全然違います。
あんな小さな街の中が2つに分けられていたなんていまとなっては信じられないことですが、それを感じさせる要素は今もたくさんあります。
だからこそ魅力的な街なのです。