サマータイムの終わり
今年のサマータイムは10/29で終わり、時差は7時間から8時間に戻りました。
ということで今日は1時間長く寝れました。
ドイツでは3月から10月がサマータイムです。
サマータイムとは
1年のうち夏を中心とした期間に、太陽の出ている時間帯を有効に利用する目的で、標準時を1時間進める制度。
一般に、昼間の明るいうちに仕事をし、夜の余暇時間を長く持つことができる。
緯度が高く夏の日照時間が長い欧米諸国などで多く導入されている。
一時間進むということで、夏は22時くらいまで明るいですが、サマータイム最終日の日になると朝がいつまでたっても暗いのでそれがつらいです。
というわけで今週からは7時半でもう明るくなります!
サマータイム期間が終わるということは本格的な冬の訪れということになるので悲しくなります。。。
季節の区切り目に時間が変わるという大きな変化があるおかげで
「去年のこの日は何してたなー」というのが鮮明に思い出せてそこは好きです。
時計が逆回転する
夜中に時間が調節され、同じ時間が二度繰り返されるので、電波時計の場合は時計の長針がばーーーっと逆回転しだしますw
ドイツに住み始めた日のサマータイム終わりの日はちょうど先輩方と家でお酒を飲んでいて、ホラー映画みたいに長針が逆回転しだして本当に驚きました。笑
サマータイムのメリットとデメリット
メリット
・時間の有効利用
早く明るくなる夏は、午前5時といっても昼間と変わらない明るさがあります。そして、湿気の多い夏場ですと、1時間早くなることで人々の活動が涼しいうちに始められるということがあります。
その結果、照明器具などに使われるエネルギーの節約という大きな目標を立てられます。
・行動時間が延びることによる経済効果
夕方も終業時間にはまだ外は明るいですから、いわゆるアフターファイブの行動に関しても、経済効果が見込まれます。
デメリット
・時間設定を変える労力が甚大
単純に時間が一時間変わるのは健康への負担もありますが、大きな会社や工場にかかるリスクや負担はかなりのものがあります。
・さらに残業が増えてしまうという懸念も
勤勉な国民性の日本人は、サマータイムになっても、終業時間にまだ外が明るいということで、結果として残業時間の増加も心配されているようです。
日本の場合はヨーロッパ諸国に比べ緯度が高くないため微妙
日本はヨーロッパに比べれば低緯度なので、夏至の頃でも日の出が4時半で日没は19時くらいとそこまでの差がありません。
ドイツだと、サマータイムを導入しなかった場合の夏至は
日の出3時半、日没が20時半
とかになります。
朝が長すぎなので確かにもったいない…。
サマータイムの導入で夏は22時くらいまで明るかったりで遊べる時間も長くなって素晴らしいです。それでも朝は4時半から明るいですし。
こう考えるとあんまり日本には適していないかもしれませんね。
夏ほど過労死が増えそう。。。