シンデレラ城のモデル
ノイシュバンシュタインがあるホーエンシュバンガウはヴュルツブルクが起点になっているロマンチック街道の終点です。
ノイシュバンシュタイン城は、ルートヴィヒ2世の為に建てられた城で
シンデレラ城のモデルになりました。
フュッセンというところからバスが出ていますが、それでも行くのが大変なのでどうしようかと迷っていました。
弟がHISのサイトに
ミュンヘン発、ノイシュバンシュタイン城とリンダーホフ城ツアー
というのを発見したのでこれで行くことにしました。
HISの日本語のサイトだったので、日本人のガイドがいて日本人の団体で行くかと思っていたので
ちょっと割高だけどいいか〜と決めたのですが
なんとフツーにドイツのツアーでした。笑
51€プラス23€の城の入場料(18以下は入場料2€)
リンダーホフ城
このお城もノイシュバンシュタイン城と同じくルートヴィヒⅡ世のもので
ベルサイユ宮殿を模倣し、バロック様式の建築も加味したもので豪華絢爛な内装になっています。
中にはルイ14世やマリー・アントワネットの絵画や像があり、王様はこれに話しかけたり挨拶したりしていたらしい。やばい。。。
ガイド付きなので入場に時間がかかる
ここはチケットを買ってから入場時間を15分〜20分後にしていされていました。
雨が降っていましたが結構待ってから入場
中国人が半分くらいいました。
全く言うことを聞かない中国人
留学生の中国人は大抵育ちのいい人なので悪いイメージはありませんが観光客は本当にひどいものでした。
まずは傘をしまう時にすぐ後ろにたくさん人がいるのに思いっきり傘を降って水を落とす。
かなりかかりました。
うっわー!かかったんだけど!!
的なリアクションをしていましたがガン無視w
わざとかけてるんじゃねえかというほどw
そして中に入り
ガイドさんが
「中のガイドの冊子を各国の言葉で用意しているので言ってください」
と言ったら
チャイニーズ!!チャイニーズ!!
と殺到して
しかも1人1冊持って行こうとするので足らず笑
スペイン語を配っている時も
チャイニーズ!チャイニーズ!
と押しかけてきてガイドさんが中国人に囲まれて襲われているようでした笑
「シェアしてもらえますかー!」みたいに言っても全然無視
しかも全く黙らない。
・写真撮影禁止
・カバンは前に背負う
など注意をしている時に
ケータイでカシャ!!www
ビークワイエート プリーズ!!
って何度言っても黙らずww
「もう5回も言っていますよ!まるで小学校の遠足だわ!イッツアメイジング!!!」
ってガイドさんがガチで呆れていました笑
なんであんなに黙らないのかは本当に謎ですw
そして城内へ
かなり小さめなお城でしたが中の豪華さはドイツとは思えないものでした。
あまりにもキンキラキンな感じなので悪趣味だなーと思いました笑
ルートヴィヒ王はパリに憧れていたんだな〜ってなんか虚しくなりました。笑
あんなところ絶対住みたくないです笑
その間も初老の中国人おばさんがが泣いている赤ちゃんにイラつき
お母さんに聞こえるように思いっきり舌打ちしまくったり。笑
本当に最低やんw
とドン引きしてしまいました笑
大事なお客さんではありますが
あそこまで言うことを聞かないとびっくり…
単に英語が全く通じていないということなのでしょうか笑
とはいえフランスの様式を取り入れた素晴らしくきれいなお城でした。
中国人のことばっかり気になってしまいましたが笑
オーバーアマガウ
そこからバスで30分ほどのオーバーアマガウという田舎町に立ち寄りました。
まさに観光の為の町といった感じで
昔からの景観のよく残った美しい町
なんか山の上に十字架が笑
天気が良くなかったのでいまいちでしたが…
ほとんどが土産屋で
くるみ割り人形とかぬいぐるみなどドイツらしいものがたくさんあります。
そこからバスで15分ほどでついにノイシュバンシュタイン城につきます。
ノイシュバンシュタイン城
ノイシュバンシュタイン城のあるホーエンシュバンガウは谷の村のようになっており
大きな建物が2つあります
クリストス王の礼拝堂とノイシュバンシュタイン城
向かいからノイシュバンシュタインが見える!
遠い笑
礼拝堂の中に入るには入り口のチケットセンターに戻って並んでチケットを買わなければならなかったので諦めました。
もう本当にめちゃくちゃたくさんの人がチケットに並んでいて、この時ばかりはツアーでよかったと思いました…。
城への道のり
ノイシュバンシュタイン城まで歩いて行くのはかなりきつくて、坂道を30分は登らなければいけないので
馬車かバスで行けます。
どうせなら馬車で行こうということで待っていたんですがかなり待ってても中々進まず…
20分以上待ちましたが入城時間に間に合わなくなりそうだったのでバスで行きました。
全く待たずに乗れた笑
バスで5分ほどで山の上まで登り
そこからさらに10分ほど歩くと城に着きます。
入城時間はめちゃくちゃ厳しい
馬車を待っていて決断が遅れたことと
入城時間は目安ぐらいだろうと思って走ったりしなかったことで
5分ほど遅れてしまいました。
チケットには入城時間が書かれており
15:15 で団体番号478 のようなことが書いてあります。
15:15〜15:20の間に必ずゲート(改札的なもの)を通らないとバーコードが認証されず、セキュリティの人にストップされます。
そしてインフォメーションにいって事情を説明してくださいと言われたので行ったら
"Late!?!?How many!?!?"
と結構ブチ切れられましたが
ちゃんと15:35に入れてもらえることになりました。
その時間に門番的なセキュリティのおじさんにチケットを見せたら別の入り口から入れてくれました。
高すぎて近くで見ると壁なノイシュバンシュタイン城
ずっと遠くから見ていましたが
着いたら今度は近すぎて全貌が全く見えませんでした笑
入城すると日本語の音声がもらえます
ガイドさんと一緒にゆっくり部屋を回っていきます。
ワグナー好き必見の城
音声ガイドでは部屋が変わるたびに
リヒャルト・ワーグナーの曲が一瞬流れます。
この部屋の城主であったルートヴィヒII世は
子どもの頃からローエングリンやパルジファル、タンホイザーなどのドイツの神話に親しんでおり
それをこよなく敬愛していました。
タンホイザー
パルジファル
ワーグナーはそれらの伝説をオペラにしており
それらの作品群はクラシックの中でも最も重要なものの1つです。
ルートヴィヒII世はワーグナーのオペラに感銘を受け多大なる支援をし
その中でも最も大規模だったのが
バイロイト歌劇場の建設です。
歌劇場を一個ワーグナーの作品を演奏するためだけに作ったのです!
この劇場では今も毎年夏のシーズンだけ上演されており
トップレベルの指揮者と演奏者が集まって演奏する大規模な音楽祭になっています。
ワーグナーの作品のみです。
そんな神話好きだった王様は
部屋の至る所にその神話にまつわる絵画や壁画を飾っています。
ローエングリンのシンボルである白鳥は多く描かれており、城のシンボルであるとも言えます。
これらのオペラは全てベルリンの劇場で見たことがあったので
おー!これはあのシーンの絵かー!
って感動しました。
ここも残念ながら撮影禁止…
城をでたところからの景色が最高でした。
山の麓にある湖もきれいです。
城をでて少し下ったところに
写真を撮れるスポットがあります。
初めて正面から城を見ました笑
行くのも大変だしとても待ちますが
行く価値のあるところだと思うのでぜひ行ってみてください。