全然授業がないドイツ
年間の授業日数の流れはこんな感じ。
夏学期
4月〜7月中旬に授業で、3週目に試験というのが普通。
ヴュルツブルクの場合は5月に1週間聖霊降臨祭の休暇があり、さらに入試期間で1週間休みになります。(州によって祝日も異なります。ちなみにバイエルンは1番祝日が多い。)
ということで
夏学期は実質3ヶ月くらいしか授業がありません。
でもまあゴールデンウィークがあると思えばそんなに日本と大差ないのかなーと思いますよね。
大きく違うのは夏休みの長さです。
冬学期は10月の3週目から
なんと夏休みが3ヶ月くらいありますw
9月もまるまる休みだし10月も中旬からなのです。
10月は完全に冬と言ってもいいほどに寒くなっているので
冬学期という言い方は正しいですね…
夏はイベントが多い
そのため、夏は音楽関係のイベントがたくさんあります。
フェスティバルオーケストラなどの
オーディションで選抜された学生が有名な指揮者と共演できるチャンスや
マスタークラスなどの講習会も多く開催されます。
フェスティバルオーケストラは
PMF(今年の音楽監督はゲルギエフ)
Schleswig-Holstein Musik fest
Home - Schleswig-Holstein Musik Festivalhttps://www.shmf.de/www.shmf.de
Asia Youth Orchestra
アジアユースオーケストラ日本事務局のホームページです。ayonihonjimukyoku.com
などがあります。
PMFは札幌で開催されていて
みんな、「食べ物がおいしいらしい!!」ってすごい楽しみにしてます
以前は世界中でライブのオーディションでしたが、経費削減ということで録画審査になったようです。残念…
冬学期
冬学期は10月の3週目から2月の中旬まで。
そのうちクリスマス休暇が12月4週目から1月の1週間目までの約3週間あります。
春休みも1ヶ月半。
長すぎ!!
大学生の自主性に任せる?
ということで4ヶ月半も年間に休みがあるので
・もう全然何もしないでぼーっと引きこもる
・夏の間は全く楽器をさわることをやめてリフレッシュのために旅行に行く
・色んなところに演奏会を聴きに行く
・様々な講習会に参加する
・フェスティバルオーケストラに参加する
・自分で演奏会をひらく
・コンクールに参加する
・とにかく家で練習しまくる
などなど様々な選択肢があります。
一般大学がどうなのかはわかりませんが
音楽大学の場合は生徒の自主性に任せる。という考えなのかもしれません…
大学生の先生
こう考えると、大学の先生楽じゃね!?
ということがわかります。
先生も生徒と同じだけ休みですからね。w
先生方がどのくらいの給料をもらえっているのかは全くわかりませんが
とりあえず教授と講師にはかなりの格差があるらしいです。
休みは多いけど学費はタダだから…
日本で高い学費を払っていたら、こんな払ってるのに授業なさすぎだろ!!とブチぎれるところですが、
まあ学費もタダだしいいのかなって思います。