シカゴ交響楽団
シカゴ交響楽団といえばアメリカの名門オーケストラで金管が特に有名なアメリカのオーケストラです。
1891年に創立で、ショルティやバレンボイムなどが音楽監督をつとめていました。
そして現在はリッカルド・ムーティー。
そして2013年に亡くなりましたがアドルフ・ハーセスという伝説的なトランペッターがいました。
65歳でこれという。笑
チューバにはアーノルド・ジェイコブスという名教授もいました。世界中から彼のレッスンを受けに来るというほどで呼吸法に関しては後世に大きな影響を与えました。
高垣さんによる翻訳も興味深く、無料で閲覧できます。
リッカルド・ムーティー
ムーティーはイタリア出身で現在はシカゴ交響楽団の首席指揮者です。(1941年生まれ)
今まではフィラデルフィア管弦楽団やミラノスカラ座など歴任してきた巨匠。
極めて要求の厳しい指揮者として有名で、メディアから”帝王”なんて呼ばれたりもしているそうです。
前任せしていたスカラ座では団員と職員からの投票によって不信任を表明されてしまうほど…
以前ベルリンで演奏を聴いたのですが自身に満ち溢れるとてもエレガントな演奏でした。
シカゴ交響楽団の世界ツアーがフランクフルトに
そんなシカゴ交響楽団が世界ツアーでフランクフルトにやってきました。
フランクフルトの旧劇場
ビルの中に忽然とあるので不思議な感じです。
プログラム
プログラムは
Catalani Contemplazione
R. Strauss Don Juan
Tchaikovsky Symphony No. 4
アンコールにナブッコ
という激アツなものでした。
ドンファン
チャイコフスキーの交響曲第四番は初めて演奏した思い出の曲。
ドイツのオーケストラとシカゴ響のサウンドの違い
アメリカのオーケストラを聴いたことはほとんどなかったのでドイツのオーケストラのサウンドの価値観とあまりも違うのが面白かったです。
生で聴くと特に違いが顕著にわかります。
トランペットがロータリートランペットではなくピストントランペットだったり、クラリネットがフレンチ管ではなくドイツ管だったり、コントラバスの弓の持ち方が違うなど楽器そのものが違うということはありますがやはり”いい音”のイメージがかなり違います。
わかりやすく言うとドイツは”重厚さ””音の深み”などを一番重視しますが、シカゴは”きらびやかさ・華やかさ””軽さ”という音を重視していると言った感じ。
やはりドンファンなどのドイツ物を聴くと軽くてかなりの違和感がありました。
でも金管の揃い方や静かなところでもぴったりだったりとてもきれいなハーモニーだったりとんでもない技術だなと感じました。
好みですね…
僕はやっぱりドイツの音が好きなんだなと改めて思いました。
ドイツのカラオケへ
フランクフルトに演奏会にいくときの問題は、ヴュルツブルク行きの終電が22:10くらいでなくなってしまうことです。
演奏会は基本的に20時始まりなので終わるのは22時過ぎ。
ということで終電は逃しました。
日本人の学生で聴きにいったのでそのままJunというラーメン屋さんでとんこつラーメンを食べてまさかのカラオケにいきました。笑
新潟・燕三条から世界へ、らーめん潤 | フランクフルト | Ramen Jun
美味しすぎて感動…
ドイツで食べたラーメンでおいしいと思ったことがなかったのでとても嬉しかったです。笑
カラオケはMelodieという中国系のお店で、日本のカラオケボックスみたいに個室になっていて10ユーロで飲み放題がついていました。
なんというかすごいチープな感じがカラオケっぽくてよかったですw
でも機械は日本語対応しておらず、辞書みたいなデンモクから番号を打ち込んでいれるという前時代体験をしました。笑
僕が中学生のときにはもうタッチパネルのやつになっていたので番号で入れるのは初。
でもまさかの最新曲がポリリズムという恐ろしいことになってました。笑
デンモクを見ていって知ってる曲を探すという謎の体験。
日本は恵まれているなあと思いました。w