金管アンサンブルの本番が昨日ありました。
ヴュルツブルクから車で1時間ほどのところにあるケーニヒスホーフェンという街の音楽院で演奏でした。ということで、みんなで大学のバスで遠足気分。
この車、基本的に打楽器運搬用なので座席は少ないw
運転はトランペットクラスのやつがやりました。ドイツの運転免許にはAM限定というものがないらしくみんなマニュアルでとります。車も未だにマニュアルが多いそうです。ギアをガチャガチャして大変そうでした。
音楽院は普通の学校という感じ。
オルガンのホールがあって、そこで演奏しました。
小さなところでしたがお客さんも70人くらいは来てくれていました。
ブラスシンフォニーやロンドンの小景全曲+小曲が少しといった感じでもんのすごく重たい曲ばかり。
メンバー紹介で無事に名前を呼ばれる
日本では名前の友亨の漢字が読まれなくて苦労することが多いです。
でもドイツだと初対面でTomoyukiっていっても「!?!?」ってなるしみんな覚えてもらえないのでTomoと言っています。
司会をしたこの授業の先生も僕のフルネームがよくわからなかったらしく
Tomoyuku?とか聞き返されまくり、本番前に何度もやり取りしましたw
本番で呼ばれる前に
「え、言える?いける?」みたいに先生をガン見してて、
「日本からの留学生のトモユキ・サイトーです!」って言ったときにほっと胸をなでおろしていたら会場が笑いに包まれました。w
まあいいですけどね。笑
休憩なしで1時間15分ほど吹き続けてかなり過酷な本番でした。
でも久しぶりにアンサンブルをして人前で演奏して、人前で吹く緊張感や不安もでしたが、何よりも楽しさを改めて感じることができました。
人に聴いてもらって、それを喜んでもらえることって本当にうれしいことです。これはなんというかブログを書いて色んな人に読んでもらえる喜びと似ているかもしれません。
終演後はなんかリハーサル室になぜかバーがついているような、学校の変な施設で打ち上げしました。笑
なんだかフランスパンにハムとチーズがはさんであるまさにドイツなサンドイッチを食べて、ひたすらビール飲みました。
なんか地ビール。
基本的に瓶をラッパ飲み
ドイツはビールが500cc一本で100円しないくらいなのでみんなまじで延々と飲み続けますw
そして日本だと考えられませんが、瓶にそのまま口をつけてラッパ飲みします。笑
女の子ももちろんラッパ飲みw
ちなみに白ビールであるWeissbierは中身が詰まっていてサラサラと飲めないので、必ずグラスで飲むんだそうです。
間違えてそれを飲んでたら「おおw楽しんでww」って言われてしまいました。
とか書いたのに先生はグラスに普通のビールいれて飲んでました。でもこれは若者はしないです。洗い物大変だし。
やっぱりお酒が入っていた方がしゃべるので、久々にドイツ語をたくさん話しました。
恋愛の話だったり下ネタだったりまあ話す内容ってあんまり変わりません。笑
帰りもバスで帰ったんですが、酔っぱらったみんなが合唱しだして本当にうるさかったですが楽しかったです。
MnozilBrassの原点を感じます。
みんなはあの500ccの瓶を平均で5本くらい飲んでいましたが全然気持ち悪くなったり吐いたりする気配はまるでなくて、ただただ元気になるだけ。笑
やっぱり人種違うわーと思いました。w
僕は3本飲んでちょうどよかったのですが、ラッパのやつらはまだ飲み足りなかったようで
「トモも寮で1本飲むよね?」
といわれたのでJaJaって言ってついていきました。笑
ドイツ人から誘われたら断らないようにしてます。
そしたらなんか変なココナッツ系のリキュールを出してきて、2杯ショットで飲み
さらにもう一本ビール飲まされました。笑
控えめに飲んでいると
「ま、お前日本人だもんなww」って言われちゃうので挑発に乗ります。w
でも単純にビール2Lは飽きるのでつらかったです。
3時頃に帰宅…
卒業後ロシアの歌劇場に就職しました!