バレエ団付き劇場
ドイツでは歌劇場にはオペラしかないところが多いですが、ロシアにはバレエ団が数多くあります。
ブリヤート劇場にも付属のバレエ団とバレエ学校があり、ダンサーは50名ほど在籍しています。
日本人も数名いて、兄もそのうちの1人です。
オーケストラ楽屋は地下と別館ですが、オペラは本館の2階、バレエは4階と5階。
バレエのリハーサル室はこんな感じ
今は4月に初演がある「タリスマン」の全幕に向けて連日リハーサルが行われています。
芸術監督 岩田守弘
バレエの芸術監督には岩田守弘さんがいらっしゃいます。
岩田さんはボリショイ劇場でアジア人で初めて1stソリストを務めていた方で、兄が尊敬してやまない本当に素晴らしいダンサーです。
岩田守弘・国立劇場公演「出会い 信 長-NOBUNAGA-」 - YouTube
僕がウランウデに着いた時はちょうどモスクワに出張に行ってらしたのでお会いできていませんでしたが、今日初めてお話できました!
とても気さくで優しく、少年のような輝きがあるような純粋な方でした。
着いていきなり公演にでた話や、いきなりトップを吹いたことなどお話してかなりの苦笑いでしたがお伝えできてよかったです…
シベリア劇場生活① バイカル国際空港~到着からの無茶ぶり - あうすどいちゅらんと
シベリア劇場生活④ 椿姫の公演で突然トップを吹くことに - あうすどいちゅらんと
このような機会をいただけているのは岩田さんが推薦してくださったおかげなので、お会いできてとても嬉しかったです。
ボリショイ卒業: バレエダンサー岩田守弘 終わりなき夢の旅路
バレエのもう一つの稽古場
バレエのリハーサル室の横にはもう一つ小さな稽古場がありますが、今はもう使っていないらしく
今は荷物を置いたりみんなが休憩する場所になっているので土足です。
僕も小学生の頃に4年ほどバレエを習っていたので15年ぶりくらいに稽古場のバーを触りました笑
兄からの指導w
ちゃんと5番も入るしグランバットマンとかもできるという
全部忘れてると思っていましたが意外と残ってるものなんですね
僕にとってバレエが音楽を初めた原点のようなものです。
バレエを観にいってオーケストラピットにある楽器を見るのが楽しみだったし、クラシック音楽の良さもこの時に知ったのかなと思っています。
3月には白鳥の湖とくるみ割り人形とコッペリアがあるので楽しみです。
この後は僕がナポリの踊りを吹いて兄が踊って遊んだり、劇場を中々贅沢に使いました。笑