ブログを読んだのがきっかけ
僕は子どもの頃から文章を書くのが好きで
よく日記を書いたりとかはしてました。
それでドイツに住み始めた頃からブログやるかー!と意気込んだものの
受験もあったし大学生活のことじゃないしなあと思い直して
そしてなにより
おれが気づくドイツのことなんて既にいろんな人が書いてるじゃん!
と思ってしまったのです。
留学ブログやってる人なんていくらでもいる。
このことをすでに書いている人なんてもういる。
とかそんなことを考えていた時にこの記事を読みました。
留学ブログを書き続けるヒント、意外だったブログの読まれ方 | わたぽんWorld-UK
留学ブログでは、通っている大学や、住んでる場所のこと、自分の留学生活なんかがメインになるでしょう。そんなに面白いものではないかもしれません。たいしたことしてないかもしれません。書いたところで、世の中にどんな影響を与えるかと言われれば、一匹のミジンコの死が太平洋の生態系に与える影響のようなものなのかもしれません。
それでも、あなたの知らない世界では、あなたの書くことを待ち望んでいる人がいます。
一生話すことのない誰かが、あなたの書けることを探しているのです。
その人が情報が欲しいのは今日かもしれないし、明日かもしれない。
そしてたった一人であろうと、その人の何かを変えるきっかけになるかもしれません。
ネットのおかげで、個人が勝手に無料で書けるし、無料で色々なものを読めるようになりました。紙の本しかなかった時代では、そうはいかなかったでしょう。ブログの本当の意義は、多くの人に見てもらうことよりも、少ない数でも求められているものを書くことなのかも。
これを読んで
そういえば自分も留学する前は必死に色んな人のブログを読み漁ったなあと思い出しました。
本当に単なる日常を読んでいても、それはおもしろいものでした。
ほとんどの人にはおもしろくないであろう内容でしたが
ドイツに行きたかった僕にとってはとても興味深かったのです。
そしてこの方のブログは音楽とは関係ありませんでしたがおもしろかった
僕もベルリンに住んでいたのでほとんどは知っている情報。
でも自信にあふれた素晴らしいブログで、多くの人に読まれているようでした。
そして僕も留学前に知りたかったようなことがたくさん書かれているなと。
「ドイツにいるというだけで発信できることは格段に増えるのに何も書かないのはもったいない!」
と思うようになりました。
ドイツに3年も住んで
ドイツに対してドイツ人に対して思うことはたくさんあって
それをどんどん書きたくなりました。
音楽家はみんな自営業
いつだか新卒捨ててフリーランスになる
なんて書いていた人のブログが話題になっていましたが
音楽家はほぼ全員フリーランスです。
例えばオーケストラのトランペットは4人くらいで、誰かが定年するか退団するかで空きが出ない限り募集はなく
オーディションがあるのが26歳の時かもしれないし30歳かもしれない。
でもそれだって何十人と受けに来て一人だけが受かるのは一人。
卒業した直後に就職できるのはどんなに実力があったとしても
都合よくオーディションがないかぎりは無理です。
なのでみんなフリーの演奏者でがんばっています。
指導をしたり演奏をしたり自分を売り込んでいかなければならない職業なんですね。
ということは
自分の存在をどんどん示していかなければなりません。
自分がどんな人間でどんな勉強をしてきて何ができるのか。
を発信していくべきかと。
ネットをうまく活用する
ブログやホームページで今までにできなかったことがどんどんできるようになった現代。
その成功者がバジル・クリッツァーさん。
彼は楽器の奏法的なことや、メンタルなことをかなり新しい形で発信していて
ものすごい成功しています。
文章で奏法のことを細かく語ったり、メール相談などは賛否両論です。
でも彼のブログで救われている中高生がたくさんいるのは紛れもない事実だと思いますし
ネットがある現代だからこそできること。
それで著書を売ったりメルマガでかなり収入を得ることもできているかと。
僕のスタンスは少し違います
ですが、僕は彼と同じようなことをするつもりはありません。
真似しても無意味なことと、やはり僕はトランペットの奏法のことをあまり文章だけで細かく公開することには賛成できません。
たくさんの人に直接レッスンを受けても、色んな情報で混乱したこともありますし
文章だけではなおさら危険だと思います。
そして何よりトランペットの奏法は本当に人それぞれなので
これが正しいと断定できることは全くありませんし
必ず対面してその人に何が必要かを見極める必要が教師にはあると思うのです。
なので
「この練習いいよ~」とか
「この道具練習に役立つよ~」
くらいのことは言えますが、細かいことは言いません。
バジルさんは”アレキサンダーテクニック”というヨーロッパでよく知られている
身体のいい使い方やメンタルについてのメソッドを専門に勉強されていて
教師の資格もお持ちなので僕とは違います。
自分を知ってもらうこと
なかなか言いたいことまでたどり着きませんがつまりは
齋藤友亨(ともゆき)というトランペット吹きがいて
ドイツでこんなこと勉強して活動して
こんな人物だよ
ってことを少しでもここでアピールしていければいいのかなと思ったわけです。
ドイツのことだったりトランペットのことだったり旅行のことだったり。
誰かの目にとまって何かのチャンスを得られる可能性もあると思うんです。
それは音楽のお仕事かもしれないしもしかした文章書く仕事かもしれないし
興味を持ってくださった方からインタビューを受けることもあるかもしれません。
だからとにかく自分を発信していった方がいいかと。
だから実名で顔写真つき
そういう理由もあって実名でブログをやっているのです。
僕の名前の漢字は少し珍しいので
漢字で検索するとまじで僕しか出てきません。笑
同姓同名いないのかな笑
読みにくい字ではありますが
全くかぶらないのはいいなーなんて思います。
ちなみに「ともゆき」
とうっても変換できないので
「ともとおる」と打つと友亨とでます。
まあこれ読んでる人で必要な人いないでしょうけど笑
叩かれたらどうしよう!
実名でやって心配するのは
「アンチみたいな人が現れて、住所特定されたらどうしよう!」
ということですね。
でもドイツまで嫌がらせしにきたらむしろ歓迎します。笑
だからと言って好き勝手には書きませんが。
それにまだそんなにPVがないからでしょうが
幸いなことになんかひどいこと言ってくる人は一人もいません。
この前ラッパのこと書いた時
ブクマが28も来たので
一つくらいは悪口がくるか!?と思っていたんですが全くありませんでした。
「あれ?ネット意外と優しくね?」という笑
でも炎上している人の記事を読んでみると
やっぱりちょっとむかつくこと書いてるんですよね。
ドイツ人彼氏をべた褒めすればいいところを日本人男性の悪口とか。
そういう、人から反感を買うようなことを書く気は全くありません。
好き勝手なこと書くんだったら公開する必要がないし
読んでくれた人が「へ~」
って思ってくれるぐらいのことを書いていきたいです。
そういう意味では
好きなトランペットのことをガンガン書いてたくさんブクマがきたのはうれしかったです。
ブログが存在していることに意味がある
まだ二ヵ月も書いていませんが
こうやって地道に記事を書いて段々多くの人に読んでいただくようになったのはとてもうれしいこと。
何万PV!とかになったらそりゃまあうれしいですしもっと楽しくなるんだろうなとは思いますが
今はそんなことはあまり気にせず
自分を知ってもらえるこのサイトをゆっくり育てていきたいと思います。
もしコンサートを開いた時に
「このブログの読者で、聴きに来ました!」なんて人がいたらとってもうれしいです。
読んだ人がトランペットに興味をもってもらえるようにがんばること。
これが目標です。
初心者でもレッスンします
日本に帰国した際、神奈川・東京の方でしたらどなたでもレッスンします。
楽器も貸せますので何も持っていなくても大丈夫です。
小さい初心者の子どもでも、大人になってから趣味で始めたいという方でもどなたでも。
今年は7月30日~9月8日まで帰国します。
もちろん中学高校の指導もご依頼がありましたら
ぜひこちらからご連絡ください!
↓↓↓↓
最後は宣伝になっちゃいましたが
ブログって楽しいんだなってことです。
特に音楽やってる人はぜともやったらいいんじゃないかな~なんて思います。
僕の場合はたいして時間もかかっていないので
単純に文章を書くのが好きかどうかですね…