トランペット奏者 齋藤友亨のブログ

ロシア国立ブリヤート歌劇場首席トランペット奏者  齋藤友亨のブログ (旧あうすどいちゅらんと)

"拍手”をiTunesで150円で販売しているフランソワルルー

”拍手”のトラックまでも150円で販売するルルー

演奏会が本当に素晴らしかったのでiTunesでルルーの音源を探していたらなんとこんなものがw

 アーティストがルルーになっていますが入場の拍手はお客さんw

そして17秒なので試聴で全部聴けるw

 

なんだかルルーがやるとやたら高慢な感じになってしまいますw

 

そしてこのツイートが600リツイートと870いいねもついてちょっとバずりました

Twitterは相当長いことやっていますがこれだけ拡散されたのは初めてでなんだか人気者気分になりました。笑 常に通知が鳴り続けるのちょっと楽しい

 

François Leleux(フランソワルルー)

フランソワ・ルルーはフランス人の世界トップのオーボエ奏者・指揮者です。

現代のオーボエで世界一とも言われている彼の演奏は本当に本当に音楽的でまさに歌っているようです。”音楽的”って何って思う方が多いと思いますが彼のモーツァルトを聴けばわかります。楽しそう…

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最初のロングトーンで感動…

 

このマスタークラスの動画もとてもいいです。

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フランソワルルーのプロフィール

フランソワ・ルルー ソロ・オーボエ

14歳でパリ国立高等音楽院に入学

18歳でパリオペラ座の首席

20歳でミュンヘン国際コンクール優勝

21歳でバイエルン放送響の首席

33歳でミュンヘン音楽大学の教授

 

という恐ろしいほどに早熟な天才です。

フランクフルト放送響×ルルー 吹き振り

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今回はルルーが交響曲も指揮して、オーボエ協奏曲も演奏するという演奏会でした。

素晴らしい演奏者は段々と指揮もするようになります。それは音楽をもっと大きな規模で表現したいということはもちろんですが何よりも儲かる!

ソリストというのは結構なギャラがもらえるわけですが指揮者に比べたらそれも微々たるもの…

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だったらソロも吹いて指揮もすればいいやん!!

という笑

 

このコントラバスのスターも同じような感じです。


 

フランクフルト放送響のホールロビー

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ホールは割と小さかったですがいい音響でした。

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一曲目はモーツァルトの交響曲第25番

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二曲目にルルーのソロでLudwig August Lebrunの協奏曲第一番

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全然知らない曲でしたがとてもいい演奏でした。レパートリーを積極的に広めていこうとしているんだなーと感じます。

彼の演奏でこの曲を聴いたら誰もがいい曲だと思うと思います。

音楽!って感じ

 

あんなにうまい裏打ち初めて聴いた。。。

 

一曲目に指揮だけだった時と彼が演奏した時ではオーケストラの音もまるで違いガンガン引っ張られていました。

ルルーはものすぐくテンポを揺らす上に吹き振りということで指揮者も彼だったのでオケには常に彼についていかなければならない緊張感がありとても集中が高まっていました。

彼の音楽にどんどん引っ張られてオケが良くなっていくのは聴いていてとても心地よくて、やっぱり彼はプレイヤーなんだなーとも思いました。

 

指揮棒を振っているときよりもオーボエを吹いているときの方が断然表現力があります。

 

 

次はフォーレ

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フルートソロうまかったー…。

後半はオケもずいぶん盛り上がってきて最初のモーツァルトの時とは違うオケみたいになっていました。

 

そしてメインはプロコフィエフの交響曲第一番”古典”

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ちょー速かったです。笑

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