フェダーヴァイサーというドイツのワイン
ヴュルツブルクはワインのとても有名な産地です。
ロマンチック街道の起点 ヴュルツブルグ - あうすどいちゅらんと
毎年秋になると、新ワインの季節なのでフェダーヴァイサー(白い羽という意味)という発酵途中のワインが売り出されます!
相変わらずドイツ語はかっこいいです
【ドイツ語】ドイツ語のかっこよさを語る ドイツ語で一番長い単語 - あうすどいちゅらんと
フェダーヴァイサーとは
発酵中のぶどう発泡酒で、3種あるノイアー・ヴァインの白のもの。
白ぶどうの品種を圧搾したぶどう果実のしぼり汁を発酵させている途中の状態で販売する。
これはまだワインになる手前のもの。
定義上ブドウ発泡酒から完全発酵されワインとなったものまですべての発酵段階のものが含まれる。(ワインは酵母を除いている。)
酵母が残ったままでなので、これがフェーダーヴァイサー『白い羽』という名前の元になっている。
このお酒はアルコールが4%くらいになった時から販売され、びんづめされている間も発酵し続けるので最終的には11%くらいになります。
フェダーヴァイサーの密閉されていないフタ
常に炭酸が作られるのでフタを密閉すると破裂の危険があるので軽ーく止まっているだけです。
横にしないでください!という注意書きがされているおもしろいビン。
発酵し続けるので賞味期限も短くて新鮮なままに飲み切らないといけません。
昔まだ冷蔵技術がなかった頃は産地で、しかも期間限定でしか飲むことのできなかったお酒だったそうです。
フェダーヴァイサーの味
ドイツワインの基本的な価値観は甘口なのですが、フェダーヴァイサーはとても甘いのが特徴で、カクテル感覚で飲めます。
白ブドウジュースって感じの味です。でもアルコールは10%くらいあるので注意が必要です。
去年は大学のパーティー企画でフェダーヴァイサーパーティーというのがありましたが、かなり恐ろしい感じになってたかも。笑
ごくごく飲めるので女性は注意が必要です!
日本でのフェダーヴァイサーは”もろみワイン”
ワイン祭りに行って、この「もろみワイン」をお試しになりたい方は、
下記をクリックすると、白百合醸造(ロリアンワイナリー)のホームページに移動しますのでどうぞご覧下さい。
白百合醸造ホームページ
白百合醸造というところの予約制のワインパーティーで飲むことができるそうなので興味のある方はぜひ!!
時期は9月初旬から10月下旬
なので、この時期にドイツに旅行にきたらぜひ飲んでみてください!スーパーでも売っています。
特にヴュルツブルクに来るのがおすすめです!
秋にドイツに来たら、おいしいビールもワインもフェダーヴァイサーもみなさん楽しんでくださいね~