トランペット奏者 齋藤友亨のブログ

ロシア国立ブリヤート歌劇場首席トランペット奏者  齋藤友亨のブログ (旧あうすどいちゅらんと)

【劇場生活】ブリヤート劇場の記念コンサート

 

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一昨日はブリヤート劇場の80周年記念のコンサートでした。

先月も似たようなタイトルのコンサートがあったのですが、今回は劇場の発展に貢献した方(ちょっと誰なのかはよくわかりませんでしたが…。)を称えるような内容っぽかったです。

 

ガラコンサートは当日リハーサルがほとんど

11月1日のカレッジコンサートが終わってから

毎日バレエ「真夏の夜の夢」のリハーサルが11時~14時、18時~21時と入っていて忙しくしていたのですが

そんな中にぽっと挟まっていたこのコンサート。

 

あ、明日は真夏の夜の夢じゃないんだ!と思って予定表を見たら

リハーサルはその日の午前中で、本番は18時半から

というスケジュール。

 

30曲近いプログラムだったのですが、オーケストラが出番があるのは20曲ほどで、

トランペットの出番があるのは半分程度でした。

 

曲も10月にやったものが何曲かあったり、オケの人たちはみんな知っている感じ。

でも僕はほとんど知らないので初見。笑

 

3時間以上の長大なコンサート

コンサートが始まるのも15分ほど遅れたのですが、コンサートが始まってからもずーーーーーっとしゃべり。笑

 

何かの表彰だったり挨拶だったり…。

 

始まるかと思ったらピアノ伴奏で歌が始まったり。

 

暇すぎたのか同僚がセルフィー撮ろうぜと言ってきて撮りました。笑

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待てど待てど最初の曲が始まらず

 

ようやく始まったのはコンサート開始から1時間後でした。笑

 

もう一度ウォーミングアップしたいレベル…。

しかもその曲はトランペットから始まるというのも中々ハードでしたw

 

バレエのソロもあったり(録音)、合唱もあったり。

 

民族楽器と民謡のデュエットがあったり

ブリヤートはモンゴル文化なのでこういった音楽↓


Canto de garganta, (Khoomii o canto difónico gutural) Mongol

 

急遽曲がカットに

全部初見なわけですが、2曲リハーサルすらしなかった曲がありました。

しかも変な繰り返しがたくさん書いてあり、みんなが混乱したら大惨事になるようなやばそうな曲…。

 

本番前に何人かに聞いて確認しておいたのですが

 

その曲の前の長い司会が入っているときに

 

あ、その曲やっぱやらないらしい

 

という伝言が回ってきて一安心。w

 

もう一曲リハしてない曲があるなーと身構えていたら

 

その曲もやっぱやらないらしい

 

という伝言が。笑

だってコンサート長すぎますからね…。

 

指揮者にも伝わっていない進行の内容

トランペットから始まる曲があったので、次だ

と思って構えていて、指揮者も「いくぞ」みたいな感じで構えて司会が終わり

吹くかと思いきやムービーを放映しだしてやっぱまだ吹かない

 みたいなことも。笑

 

指揮者も動画が放映された瞬間

おお、まだかよ…

 

みたいに指揮棒を下すという感じでした。

 

こういう本番は本当に集中力を保つのが難しすぎて、ぼーっと何十分も待っていきなり吹かなければいけないのでONとOFFの切り替えが大変でした。

 

普段オペラで数えて待っているのとは違い、うえで司会したり歌っているのを待っているのでぼーっとしてきます。

 

吹くとなったらすぐに100%集中できるようになれるように鍛えていきたいなと思いました。

www.tomotrp.com

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