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あうすどいちゅらんと

ドイツの音大でトランペットを勉強中の齋藤友亨のブログ

なんとなく真面目にドイツに久々に帰った所感を書いてみる

2ヶ月以上ぶりに帰ってきたドイツはすでに冬の気配を漂わせている。
やっと秋になり始めていた日本で9月を過ごしたからなのだろう。なんだが季節を一つ飛ばしてしまったようなぽっかりとした気分になる。
ドイツという国は二季であり、日本のゆっくりとした四季の変化になれていると、春と秋は一瞬にして過ぎ去ってしまったように感じてしまう。


駅へ降り立つと夏とはまるで違う風景になっていた。秋の夕暮れ時のあたたかい光が紅葉の準備にさしかかった葉をきらきらと光らせている。
葉は風に揺られながら常に止まるということはなく、しかし焦らされることもなく身をなびかせている。夏とはまた違った様子だ。


光のあたたかさを感じつつ、妙に暖色に色付けられた景色をぼーっと眺めながらトラムに乗り込んだ時、この微睡みのような美しい時間は暗く厳しい冬の前のほんの一瞬の緩みであることに気づき寂しさを覚えた。

この光のせいなのかは定かではないが、ドイツに戻ってきた時はいつも日本にいた時間が幻だったかのような感覚になり、前日まで日本にいたことが信じられないといった妙な気分になるのだ。

それは春に帰った時にも同様にある感覚で、日本とは違うこの光や空気がここは全く別の場所であるということを感じさせるのかもしれない。

長く厳しい冬が来る前のこの瞬秋はドイツで最も美しい季節。
楽しく新学期を迎えさせてくれることだろう。

 

 

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